避難生活の苦悩 | xyavのくしゃくしゃブログ

避難生活の苦悩

昨晩のNHKクローズアップ現代では、仮設住宅で避難生活を強いられる子供たちの苦悩が取り上げられていました。


親子ともにストレスが解除されない状態が続き、常にイラついて興奮し、緊張が解けない様子で、支援の為ボランティアの人が学習教室を開き、勉強を教えようとするのですが集中できません。


震災に限らず誰でもストレスに晒されて生活するのですが、お茶漬けを梅干しと食べてホッとする、というようにそれから離れる時は必要です。


しかし番組で紹介された子供はそういう時間を持てずにいるようで、そのままでは本を読んだり考えたりするのは難しいに違いありません。


出演した精神科医は、小さい子ならハグや抱っこしてあげたり、大きな子どもなら話を最後までよく聞いてあげる、というようなアドバイスをしていました。


どうやら子供たちは親の心の不安定さにも敏感に反応しているようで、お母さんも疲れているから相談しないと言います。


では他にどのような対応がいいでしょうか。


私達は、”こころがイラついている” と思い込んでいますがそうでなく、これは体がイライラしていますから、こころを鎮めると同時に体を労われば上手くいきます。


まず勉強より運動です。


イライラは血糖値が上がっているサインですから、その糖分を燃焼させましょう。


次に唾液の分泌が減っていますので、ゆっくり時間を掛けて何回も噛んで食事をします。


ストレスの掛かったままの人は、噛む回数が少なく免疫が低下しています。


そして毛繕いの替わりに風呂で背中を流しましょう。


これはやれば分かりますししなければ分からないのですが、物凄く気持ちが良い。


沈静化にはこころより体が大事で、体がゆっくりすればこころも落ち着きます。


イラつくこころは精神と言うより、体の反応なのです。