大震災の前震 | xyavのくしゃくしゃブログ

大震災の前震

3月11日の大震災は突然だった。


と思っていた。


しかし前震があった。


1978年に宮城県沖地震と言う大きな地震があったが、これはM7.4。


それとほぼ同じM7.3の三陸沖地震が 3月9日に発生していた。


その50時間後に大震災があったが、この50時間の間に何とM6以上は8回 M5以上は25回もあった。


その後に大震災が発生した。


この50時間の間に発生した地震は、余震だと思われていたのだろう。


これは非常に大きな教訓だ。


大きな地震があり、その余震が多数発生し そのまま終息するのでなく、その次に大震災のような大地震が起こる。


これを覚えておけば良い。


いつも報道では 「余震に注意せよ」 と言う。


これは大きな間違いだ。


「次に起きる大震災級の大地震に注意せよ」 と言う必要がある。


大きな前震のあとに、それより大きな地震が発生する。


これを教訓としなければ、再度 「また突然襲われた」 となってしまう。


突然ではない。


そして 「余震」 に注意するのでなく、「次の本震」 に注意しなければならないのだ。


常に地震は前震だと警戒すべきなのである。