岡村真教授
高知大学の岡村真教授は 巨大地震についての研究結果を公表した。
1707年の宝永地震は 東海、東南海 南海地震の3連動で起きたが、これに匹敵する規模の地震は 過去6000年間に、15回発生していた。
これは土佐市の池で津波堆積物を調査し 明らかになったと言う。
東海沖から四国沖に掛けての海底にある 溝状の南海トラフでは、2000年間ほどのデータしかなく この池での調査は画期的な成果だ。
池の名前は蟹ヶ池で 2000年前までなら、1361年の正平地震など 5回確認される。
これによれば 300~400年に一度くらいは巨大地震に襲われている事になり、危険が迫っている可能性がある。