日本の宗教改革 | xyavのくしゃくしゃブログ

日本の宗教改革

英国国王が ローマカトリック教会の修道院が所有していた土地を没収したのが、英国の宗教改革であった。


これは1530年ごろであったが 少し後に、日本でも同じような事が起きている。


それは 信長による、比叡山焼き討ちである。


1571年 信長は延暦寺を焼き討ちした。


延暦寺は その前に本願寺と対立し、焼き討ちを行っていたのであるから 大変に強い軍事力も有していたが、また大地主として 政治的、経済的な権力も握っていた。


これら寺院の権力を減じる行為が比叡山の焼き打ちであり 日本での宗教改革だったのではないか。


これによって のちに秀吉も、高野山の支配に成功している。


では本家の ドイツのマルチンルターの改革はどうか。


これもやはり ローマカトリック教会の土地を、ドイツの諸侯が奪い取る 軍事衝突だったのではないか。


土地を奪い 土地を所有し、その土地から生まれる冨を増やそうとする動機を与え これが資産価値を高め、やがて国力が増していく過程を作って行く。


いわば土地の払い下げによって ダイナミズムが生じたのではなかったか。


英国 日本 ドイツの宗教改革は、土地の払い下げによって経済発展の基礎となる資産を与え これが国力を増す原資となったのではあるまいか。


私独自の見解で甚だ心もとなく、しかし当たらずとも遠からじのような気もするが どうだろうか。