悪魔の詩 | xyavのくしゃくしゃブログ

悪魔の詩

反米デモが収まらない。


英国人作家ラシュディが1988年に発表したのが 悪魔の詩である。


ムハンマドの生涯を題材としているが 内容が冒涜的であるとして、イスラムの激しい反発を招いた。


焚書騒動が続き 作者はイランで死刑宣告を受け、各国の翻訳者や出版関係者を標的とした暗殺事件が発生した。


日本語訳は1990年に出版されたが、訳者の筑波大学五十嵐助教授は 勤務先の筑波大学で1991年に暗殺された。


今回の一連の米大使館襲撃事件にからめ、作者ラシュディ氏への処刑実行者には 懸賞金330万ドルを支払うことを、イランの強硬派財団が決めたと報じられている。


同財団は  「処刑実行に 最も相応しいタイミングだ」


と述べている。