サンバルテルミの虐殺 | xyavのくしゃくしゃブログ

サンバルテルミの虐殺

1572年 フランスのカトリックがプロテスタントを大量虐殺した事件。


犠牲者は1~3万人と言われる。


1517年にマルチンルターの発表した著作を契機に 宗教改革運動が始まり、両勢力は対立を深めていた。


この対立は 1568年に、オランダ独立戦争を引き起こした。


フランスでは 異端審問法廷などが設置されて、改革運動は強く弾圧された。


弾圧は 当然反発を招き、ユグノー戦争という内戦に発展し、結局改革派は 戦争によって少しずつ譲歩を勝ち取って行くが、1600年代のルイ14世の時代に迫害が強まり 再度信仰の自由は奪われた。


現代のフランスでは プロテスタントはたったの1.7%しかいない少数派となっている。