ユダヤ教から キリスト教へ 1 | xyavのくしゃくしゃブログ

ユダヤ教から キリスト教へ 1

ユダヤ教は ユダヤ人だけが信仰する民族宗教である。


神はユダヤ人と契約し もし神を裏切らなければ、ユダヤ人 「だけを」 救済すると約束した。


この救済を信じ ユダヤ人はいまもユダヤ教を信仰している。


イエスはユダヤ人である。


様々な奇跡を起こし ユダヤ教の救世主ではないかと、ユダヤ人たちは噂した。


そのころのユダヤはローマ帝国の植民地であり、救世主は軍事的に独立を齎すと期待されたが イエスは 「人類の全ての民族を救う」 と約束し、ユダヤの軍事的独立には手を貸さなかった。


ユダヤ教ではユダヤ人だけを救う救世主を待ち望んでいるから、イエスはそうではなかった為に 十字架に磔にされた。


やがてユダヤは滅ぼされ 世界中にユダヤ人たちは散り散りバラバラに逃げて行ったが、その後 全ての民族を救うキリスト教ができた。


その時の布教の為に 散り散りバラバラのユダヤ人を悪人とする事によって、ローマ帝国の許しを得た。


正式にそのようにしたのではないが、植民地の宗主国がローマ帝国であり イエスの磔にローマの責任があれば、これはローマが悪者となってしまう。


そこで布教の為に イエスの磔の責任としては、仕方なくユダヤを悪人として ローマの許しを得た。


もし キリスト教が全ての民族を救うのでなく、特定の民族だけの宗教なら 問題はなかった。


キリスト教の民族はキリスト教を、ユダヤはユダヤ教を信じれば良い。


ところが キリスト教は人類の全ての人を救うのであるから、これを信じないユダヤは馬鹿な人たちと言う事になり 差別された。


差別の果てが ホロコーストだった、次回。