石器時代 | xyavのくしゃくしゃブログ

石器時代

ブラジルの洞窟遺跡から 12000年前の米大陸最古の岩絵が発見されたと報じられた。


ではその頃の日本はどのような様子だったのか。


日本を含む世界は100万年前より氷河期に入り、日本の一部は大陸と繋がって、列島ではなく半分だけ島の日本半島と言える状況であったが、最近の研究では 津軽海峡や対馬海峡は海が残っていたと言われるようである。


昭和24年に発見された群馬県岩宿遺跡から日本で初めて先土器時代の石器が発掘され、その後これまでに全国で10000か所の遺跡が確認されている。


岩手県金取遺跡からは9万年前の人の足跡が見つかり これが日本の最古の人の痕跡である。


縄文土器の作られる前の後期旧石器時代は日本で35000年前から約2万年続き、17000年前に終わって縄文時代へ移行した。


世界中で発掘される石器は まず打製石器が作られ、その後磨製石器へと技術が進歩するが、日本ではいきなり磨製石器が作られている。


そしてこの進歩型の磨製石器は日本で35000年前から作られており、これは世界最古である。


氷河時代の寒冷な気候の中 船に乗って日本に辿り着いたのはそれなりの技術力のある人たちで、世界で最初に磨製石器を作った。


その石器の研究から 恐るべきことが分かってきた、次回。