元稲荷古墳 | xyavのくしゃくしゃブログ

元稲荷古墳

京都府向日市の元稲荷古墳が 天理市の西殿塚古墳の2.5分の1の相似形で造営されていたと報じられた。


元稲荷古墳は3世紀後半 全長92メートルで 西殿塚古墳も3世紀後半 230メートルである。


西殿塚古墳は 邪馬台国の女王卑弥呼の後継者 壱与(いよ)(台与)の墓との説があり、相似形で造営するには大王と密接でなければ不可能で、西殿塚古墳と酷似する古墳は 柏原市の玉手山古墳群以外にはないと言う。


このことより、元稲荷古墳の被葬者がかなりの有力者だったことが裏付けられる事になりそうだと言う。


元稲荷古墳は国内最古級の前方後円墳で 前方部と後方(円)部の比率が 卑弥呼の墓との説のある 箸墓古墳(280メートル)とほぼ同じであった。


これらのことより 箸墓古墳と西殿塚古墳の影響が強い事が分かるらしい。


この5~600年後に この向日市への遷都が行われている。