一身独立
坂の上の雲に繰り返し語られ、福沢諭吉の学問のすすめに書かれた一節である。
一身独立して一国独立する。
個人が自分で身を立てられなければ その国も独立を維持できる筈がない。
果たして欧米の国民は それぞれ一身独立ができているのだろうか。
ユーロ参加国は 一身独立のできない国ばかりではないのか。
その国が集まってユーロの維持ができる筈がない。
そして覇権国家米国は一身独立できているのか。
独立とは自分にて自分の身を支配し 他によりすがる心なきなり。
物事の理非を弁別し 処置を誤る事無き者は独立なり。
米国は判断を誤り 他にすがって覇権を維持している。
他人の智慧に依らない 国民と国の真の独立を先ずは立てたい。