お金の循環と税収
お金は循環している。
A → B B → C C → A
次々とお金が動き循環すれば それに伴って税収も増える。
またその時には民間が多くのお金を使っているので、政府は支出を増やさなくて良い。
このように、インフレになれば景気が良くなり、そして財政も再建される。
また逆にデフレでは景気が悪化し財政も悪化する。
では収入と支出はどうか。
AとBとCの3者が収入を全て支出に回せば貯蓄も借金も発生しない。
ところが節約して支出を減らせば、節約した人には貯蓄はできるが、その次の人の収入は減ってしまう。
支出を減らした結果、当然循環するお金が減ってしまい、次の人の収入が減ってその人の支出も減り、自分の収入も減ってしまう。
これは政府も同じであろう。
事業仕訳けなどと言って節約し、支出を減らす事は次の人の収入を減らし、次の人の収入が減る事によってその人から自分への支出も減ってしまう。
政府の財政を再建する為に節約すれば それは需要を減らす事になってデフレとなり、財政は悪化する。
政府が支出を拡大して需要を増やしインフレとなれば 財政は再建する。
節約は循環の速度を遅くしてしまっている。