お金の循環の速度 | xyavのくしゃくしゃブログ

お金の循環の速度

お金は循環している。


 A → B  B → C  C → A


景気が良ければ 次々にお金が入り、悪ければナカナカお金が入って来ない。


次々にお金を使えば景気がよくなるが、お金を使わなければ悪くなってしまう。


ではどのような場合にお金を直ぐ使い、どのような場合にナカナカ使わないのか。


そのひとつの要素がインフレとデフレではないか。


インフレではお金の価値が下がる為、早く次へ回す方が得であり、デフレではお金の価値が上がる為、なるべく遅く回す方が得だ。


そして実際に 「インフレだから早く回そう」 と考えた時に初めてインフレとなり、「デフレだからゆっくり回そう」 と考えた時に初めてデフレとなるのではないか。


これは株価の変動と似ている。


上がる、との見通しが 下がる、と予想する人を上回れば実際に上がり、下回れば実際に下がる。


インフレも インフレだ、と考えれば本当にインフレとなり、デフレだ、との意見が増えれば実際にもデフレとなってしまう。


できるだけお金を滞留させずに速度を上げて循環させる事が景気の良い状態なのだから、インフレだ、と感じさせる工夫が必要だ。