大企業より中小企業を | xyavのくしゃくしゃブログ

大企業より中小企業を

小泉竹中路線では 効率の悪い企業はゾンビでありこれを補助して支援する事は全体の利益を損なう、という考えで切り捨てる新自由主義であった。


この考え方で復興に臨んではならない。


効率の良いのは大きな利益を上げる大企業だろうけれども 利益の少ない中小企業の存在価値も大きい。


東京資本の大企業が被災地で利益を増やしても それは地元を潤すことなく都会へ持ち去られてしまうだけである。


大企業にはできない効率の悪い利益の少ない仕事にも 被災者が必要としている商品やサービスは無数にある。


そのような中小企業は利益を地元に還元し 顧客や取引先や従業員と利益を分かち合って存在している。


それに比べ大企業はその利益を独占し搾取しているとも言えるから 大企業だけに復興を任せてはいけない。


そして実はこの事は復興だけの事ではない。


利益の少ない中小企業には大企業には無い重要な役割を担っているのだから、これを切り捨てるなどは以ての外である。


利益の少ない企業は広く利益を還元しているから利益が少ないのであって 社会へしっかり貢献しているのである。