被災地のひょっこり瓢箪島 | xyavのくしゃくしゃブログ

被災地のひょっこり瓢箪島

被災地では神社に避難した人が大勢いた。


多くの神社は過去の津波の経験から高い所へ祀られ ある集落には これより下へ家を建てるな、と記した石碑があり、その地区の住民は港から高台へ逃げ先祖の教えに感謝した。


海の近くや島で波に洗われた社もあった、その一つが蓬莱島の弁財天である。


小さな島には大小二つの丘があり島影はヒョウタンの形で、小さいほうの丘には灯台があったが津波で流されてしまい、丘も一部崩れおちた。


しかし地元の人が豊漁を祈願し篤く信仰する神様が大きい丘の弁財天で、この社と神様は残った。


過去の津波にも耐えたために信仰を集めたのか、またいつも神は見捨てず常に住民も力を得てきたに違いなく、また今回も弁財天が力を呉れる。


近くには 吉里吉里 という地区があり 東北の寒村が独立を目指すと言う小説はベストセラーとなり有名となった。


これらは全て国のかけがえのない財産であり、再びここを大勢の観光客が訪れるよう未来へ受け継いでいきたい。