イスラムの経済学 | xyavのくしゃくしゃブログ

イスラムの経済学

日本の全ての預金の合計5500兆円を全国民に平等に分け 全国民がその利子収入で生活できないだろうか。


これは全国民が資産家となって負債の無い状態なら可能だが、実際には日本にある全負債は合計で5200兆円なので一人当たり4300万円になる。


つまり利子を国民から国民に支払うだけの事になり誰一人生活できないのではないか。


土地や預金は全国民がそこから得られる地代や利子で生活する事は不可能なのだから 金利を禁止するイスラムの考え方が本来は正しいのかもしれない。


そうであるなら資産家の資産に税を掛け 地代や利子だけでの生活を禁止すべきで、逆に現状は全国民が預金を貯め込み資産家になって、そうでいながらしかし不況になっている。


資産家が資産を吐き出し投資や消費に回せば 今度は全国民が豊かな生活が可能になるのだ。


 収入 > 支出 → 預金増加 = 貧しい生活


 収入 < 支出 → 預金減少 = 豊かな生活


金利を否定するイスラムの教えは示唆に富んでいる。