⚫️社長夫人のお話

皆さんの会社にもいますよね?
浮き沈みの激しい自由な社長夫人!!

一応社員にも関わらず、ノーメイクで出勤。花の水やりで1時間を棒に振り(花は3日で枯れます)、メイクタイムからの昼休み。

午後から「銀行に行く」という名目で2、3時間不在にし、やっとデスクに着いた頃には夕方になっているという、摩訶不思議な社長夫人!!


ぶっちゃけこの時点で、彼女解雇して違う人雇ってほしい!と思うのですが、そこはあくまでも社長夫人‥

私がとやかく言える立場ではないので、「仕事中に仕事をしない事」に関しては胸の中に止めて置きますが。


彼女にも「やる気の周期」というのがあって、去年もこの時期にどうも空回っていたのです。

何かあれですね。

「自分を変えたくなる時期」っていうのが、ある日突然にやって来るんですね。


去年も冷えましたが、今年も冷えました。


どんなお仕事でも数字の違いは厳禁でしょうが、この業界では致命傷です。

「合計金額が違う!!」

しかも、「妻を百パーセント信じた社長」がお客様に伝えたと言うじゃないですか!!


冷えますよ、本当に。


普段ろくに業務についていない人が、やる気だけで正確な数字を出せると思ったのでしょうか。

料金が違うだけなら赤字覚悟で何とかなりますが、内容自体も使えないので変えないといけなくなったんです。


それを今日私が気付いて社長に伝えたら、社長は「私に頼んだ」と思い込んでしまっているので(昨日妻とやり取りをしたばかりなのですが、そこは認知症なので大目に見ます)、私をフォローする言葉をどんどん投げ掛けて来る。

いやいや、あんたの嫁でしょー?

しかし、嫁は真っ青な顔で黙秘。

おーい!黙秘権ないよー!?


まぁ、こんなのは日常茶飯事なので、ひとり黙々と、もっと条件がよく、料金の安い代案を提示しました。


結果はオーライです。

結果は!!


しかし、何が怖いかって‥

「やる気の周期」がとてつもなく恐ろしいですよ。




私は影で「空回りの周期」と呼んでいますが、この時期の彼女は、逆に手のつけようがありません。

私は社長の認知症に乗っかっているので彼女を責めた事は一度もないし、うちに来るお客様は全て自分のお客様だと思っているので私の中では、「私の確認不足であった」と片付けているのですが。

彼女自身には「自分が間違えた」という認識がきちんとあるはずで、それを責めない私に対して「虚しさ」が込み上げるのでしょう。


「どうせ私には出来ないし」と逆ギレし始めたらこの周期も終わりを迎えるのですが。