エピローグ
いつからだろうか。
夢を諦めるようになったのは
自分に期待しなくなったのは
考え出せばキリがない。
いや、本当にキリがない。
毎日歩く見慣れた道路
嫌というほどくぐった校門
いつも見る教室からの景色
そんなありふれた日常が
僕は大嫌いだった。
第一話 普通すぎる毎日
「おい!昨日のテレビ見たか!?あのさ........................」
「ねぇねぇ!○○ちゃん聞いて!昨日服を買いに行ったんだけどね...................」
みんなこんなつまらない生活の中でよく楽しんでいられるな.........
これが自分の正直な感想。
でも実際、尊敬できるレベルにあると自分は思う、
考えてみてほしい。
今日君は友達と会話した?
部活をした?勉強をした?
喧嘩をした?先生の言うことはキチンと聞いていた?
一体それらの行為はこの数十年間の中で
何回目にあたるのだろう・・・・・・・・・・・・・
みんなはきっと、「そんなの当たり前だろう」「何を言ってるんだこいつは・・・・・・・・」
と思ったかもしれない。
しかし自分にはそれがひどく耐えられない、それは何故か、
・・・・・・・・・とどのつまり自分は非現実的な世界にあこがれているのだ。
だがしかし、みんなにもマンガの世界、アニメの世界に
入ってみたいと思った時期が必ずあったはずだ。
いや、あった、そうに違いない。
自分の場合はそれが高校生になってもその考えが消えないのである。
そんな自分に多少はうんざりしながら
「あぁ、なんか起きないかな・・・・・・」
誰に言うわけでもなくつぶやくと
自分にとって生涯忘れられることのない、
非現実的な物語が
始まりを告げているとも知らずに、僕はひとり空を眺めていた。
あぁ、今日も空が赤い................................................
