帰宅時間が遅くなり
おまけに発車間際にホームについた私は
一番近い車両にギリギリで乗り込みました
電車はかなりの混雑で
私もドアに寄りかかりながら立つのが精一杯
周囲の人もかなり窮屈そうでした
私の真後ろの人も支えがなく
私に覆い被さるようにドアに手をついていました
…と、そう思っていたのですが。
よほど眠いのか、そのままぐらぐらと揺れながら
立ったまま寝る後ろの男性
その拍子に体がぶつかるのですが
それが、どうも気になります。
最初は私の考えすぎだと思っていたのですが
どうも後ろから覆い被さられたり
男性の体が意図的に私に当たっている気がする
普段なら痴漢も捕まえられる私ですが
この時ばかりは、体が硬直してしまいました。
(その前に少しプライベートなことでダメージを追っていたもので)
すると、隣に立っていた背の高い女性が
「後ろの人、お知り合いですか?」と。
力なく首を降ると、
「大丈夫?こっちおいで。」
と、自分の前のスペースに私を移動させてくれました。
それから少しして、電車が少しすくと
今度は先程の男性が私の方にぐらぐら揺れながら
少しずつ近づいてくるようになりました。
後ろの女性が庇うように、私とその男性の間に
手をついていてくれたのですが
すると今度はドア脇に立っていた男性が一言
「替わります」
と、端のスペースに私を移動させて
男性とのしきりになるようにたっていてくれました。
* * * * *
こんな風に助けられたのは初めてで
思わず涙ぐむほど、心強かったです。
そんな人の優しさに触れて
心がふっと温かくなった
そんな出来事でした。