孤独を好む私のブログ

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思いつくまま日常の気になること目にしたもの、耳にしたものなど、気ままに綴る超個人的ブログです。

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あなたの笑顔が輝いてる
自分を信じてチャレンジしよう
最高だね
新しい自分との出逢い
一人じゃないよ


岡山県香川県に住んでいる人なら聞き覚えのある歌詞だと思う。
人材派遣会社のCM。

三浦春馬くん(息子と同い年なので敢えてくん付けで)がしなかやに軽やかに躍りながら歌う姿が目に焼き付いている。

仕事から帰って来て寛いでいる夕方5時頃、あるいはプライムタイムのニュースの時間帯によく流れていた。

その前は初々しい振り付けの桜井日奈子さん。
もう一代前はDAIGOが昭和なダンスで。
常時テレビをつけているので目にする機会も多いし、何気に記憶している。


一昨年くらいから三浦春馬くんversionになり、へー新しくなったんだ。三浦春馬くんがこんな地方のCMに出るんだって意外に思いながら流れる度に手を止め見ていると、ダンスの上手さに目を奪われてしまった。
そこでもう一つの発見が、こんなに素敵な俳優さんだったんだということ。

甘い容姿の俳優さんってイメージが強かったけど、こんなに男っぽくカッコ良かったっけ?
でもいい意味でイメージを覆されたのが彼だった。

何があってこういう最期を選んだのか彼しか分からないけれど、惜しいとか残念とかではなく、他に選択肢は無かったのか今更だけど時を戻せるのなら違う道を選んで欲しかった。


こんな私もかつて大切な人を自殺で失った経験がある。
未だに夢に出てきて逢えた喜びも束の間、手の届かない所へ去っていく彼を泣きながら叫びながら追っても振り返ってもくれない。
目が覚めると顔が涙で濡れている。

あの人が生きていたら…と思いを馳せることもあるけど、私はどうにか生きている。
しんどいこともあるけど楽しいこともあるし、笑い転げることもある。

誰にも告げず人知れず終わりを選ぶ人の心情を思うと遣りきれない。
残された者も辛いけど、ひっそりと旅立つことが最善だと決断するに至る心理状態は極限だったのだろうか。など思う。


口癖のように簡単に死にたいとか口にする人をよく目にするけど、本当に死にたい人は口にしないでしょう。
言葉にすることで精神を保っているのかと好意的に想像するものの、本当は軽々しく口にしないで貰いたいと思っている。

こういう場合生きたくても生きられない人がいるのに!と言う批判の声もあるのは知っている。
でも個々の命であって、誰かの命ではないから的外れな気もしている。

今私に出来ることは三浦春馬くんを忘れないことだと思っている。
彼を惜しむ人達の記憶に刻まれていることこそが生きていた証になるのではないか。

新曲のMVはとても良かったな。