時を追う事に
さみしさは募る。
父の事を、考えない日はない。
思い出さない日はない。
最後に会ったのは
無くなる三日前。
私の顔をじっと見つめて、
息苦しそうに
「苦しい・・・苦しい・・・」って。
胸をさすった。
現役の頃の厚い胸板では無く
皮膚の上からでも骨の感触が伝わってきた。
それでも、胸をさする事で楽になれるのなら
私の手なんて、どうなってもいいって思うぐらいさすった。
「もう・・・いいで・・・ありがとう・・・」
これが、父が私にかけてくれた最後の言葉だった。
看取れなかった事。
もっと、こうしておけば・・・
後悔ばかりが募る。
父が他界してから
もう、まだ4ヶ月あまり。
父が生前乗っていた車を見かけると、
(あ。パパ!)
そんな訳ないのに。
さみしいよ。
会いたいよ。
