さて、ソフトバンクの戦略の答えです。


仮にドコモのシェアを50%、auを30%、ソフトバンクを20%とします。

おそらくソフトバンクのスタート時はこんなもんだったと思います。


ソフトバンクの「通話料」には二つの源泉があります。


一つはソフトバンクの利用者からもらえる通話料


もう一つはアクセスチャージです。普通、電話をかけるときだけお金がかかるイメージかもしれませんが、実は電話を受ける時もお金がかかります。

例えばドコモユーザーのAさんがソフトバンクユーザーのBさんに電話をかけました。

当然、Aさんはドコモに通話料を払います。続いてドコモはAさんの発信をBさんに届けるために、ソフトバンクの回線を借ります。その時に発生するのがアクセスチャージです。

お金の出入りを見ると

Aさん:通話料支払(ドコモ回線利用分分+ソフトバンク回線利用分)

ドコモ:Aさんからもらう通話料ーソフトバンクへのアクセスチャージ

ソフトバンク:アクセスチャージ

Bさん:無料

(注:回線の維持費や減価償却費はここでは考えません)

という感じになります。


なるほど、ソフトバンクは、たとえ利用者が少なくても、ドコモ・auユーザーがソフトバンクユーザーに電話をかけてくれれば、アクセスチャージが入るのか。それで儲かっているのでしょうか。


でも、ソフトバンクユーザーもドコモ・auにかけるわけですから、アクセスチャージに関する収入は、プラスマイナス0になりませんか?


ただし、そこでソフトバンク同士が無料だとどうなるでしょうか!?


考えてみてください。

続きはまた次回。

戦略コンサルタントとして、仕事を通して学んだ、世の中の様々なビジネスモデルを紹介していこうと思っています。

一人でも多くの人にビジネスの面白さを知ってもらい、その人の人生の何かのきっかけになったらいいなと思っています。


記念すべき第一回目はなんとなくソフトバンクにします。


最近、アイフォンが売れに売れて絶好調のソフトバンク。

アイフォンに惹かれてソフトバンクにしている人もいるでしょうが、ソフトバンクにした人の多くの理由は、やはり「ソフトバンク同士なら通話無料」ということではないでしょうか。


多分、皆さんは「何で通話無料にできるんだろう」とは思いつつも、「きっと通話無料にして契約者を増やして、後から稼ごうとしているんだろう」と思われているかもしれません。


確かにそれもあるんですが、もっとソフトバンクの戦略は深いんです。


答えは次回に詳細を書きますので、是非初めから読んでくださっている人は考えて欲しいです。


ヒントは「アクセスチャージ」。アクセスチャージとは、wikipediaを抜粋すると、


アクセスチャージは、いわゆる電話サービスにおいて複数の電気通信事業者 の網を経由する場合に、ユーザから通話料金を徴収する事業者がそれ以外の事業者に支払う網の利用料のこと。事業者間精算料金とも呼ばれる。


と書かれています。

さて、ソフトバンクはこのシステムをうまく使っているのです。それは何でしょうか。


では詳細は次回に。