1 悟
り 悟りの極意普及会
「 「悟り」の「真髄」を一言で言うならば、この全宇宙と
自分というものが一つだと気がつくことです。
これは何も特別な人が、特殊な才能によって悟るというものではありません。
誰でも、すぐ悟れる簡単なことです。
2 そこのところが、人間の人間たるものの凄さだと思うほかはありません。
その理由は、毎度申し上げておりますとおり人間の中に、即ち、自分の中に全宇宙が既に入っているからです。
3 ちょっと訂正しておかなければならないことは、人間とは、自分とは、と言うその自分というものを、この物質の固体であるところの「肉体」を自分であるという根本的な錯覚から覚めていなければならないと言う事です。
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人間の肉体というものは、人間の心が現している影絵のようなものだと言う事も出来ますし、宇宙無限の心の世界のイメージが物質を集めて構成している「影」だと言う事も出来ます。
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たとえて言いますと、運動会をするときに校庭にテントを張って来賓席の席を作るといたしますと、確かにテントという「物体」はありますけれども、その元はテントを張って来賓席を作るという主催者の「心のイメージ」が、テントや椅子を取り寄せて設営したのであって、
テントというものが最初からあるわけではありません。
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主催者の心のイメージが物を集めて形を現しました。
それと同じように人間の肉体も、心のイメージに従って物質を集めて構成して、人間という肉体を現していまして、用がなくなれば元の物質に戻って跡形もなくなると言う事です。
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本当にあるものは、その物質を集めて人間の姿に構成した「心のイメージ」が、本物の人間だと言う事です。
人間が肉体では無い証拠には、ゼロから現れて最後はゼロに還る。消えてしまうと言う事を考えれば、その意味が分かると思います。
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人間の本体とは肉体を現した「心」が本体である。
心と言うものは形がない、即ち、人間というものは形のない「心」が、本当の人間だと言う事が分かるのです。
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宇宙本源の神様の心というものは、形がありませんから「霊」という言葉も使います即ち、無限の本体というものは「心の世界」であり、「心」が無限なるものだと言う事です。
10 物質宇宙の本体も、心である神様も、無形の心が本体であり、人間も無形の心ですから神と人間は全く一つのものです。
ですから、この全宇宙と自分というものが一つだと分かるのです。
という事で「悟りの真髄」というものは、全宇宙と自分は一つだと言う事に気がつくことであって、これを難しい言葉で言いますと「悟る」と言う事になります。