ちょいネタばれありです・・・

企業の不正を暴く、「フィクサー」をとりあげて扱った映画。

知的サスペンスというから、もう少しスリル満点で、心理的やりとりが続くのかと思ったけど、拍子ぬけするくらい

物語はたんたんと進み、若干眠くなる・・・・

予備知識がないと、かなりつらいです。

あと考えて観ていかないと、あっというまについていけなくなります(笑)

長い長い叙事詩を読んでいるようで・・・

企業の不正に加担する、常に神経をとがらし、頭をフル回転させてるフィクサーが、

ふと気を抜いた瞬間に、命を救われる。

罪悪感というからの中で、羊水に包まれて生きてきたフィクサーが

そこから抜け出し、生まれ変わる姿をみれる。

様々なところに、「意味がないような、あるような小細工」が仕掛けれらてい

結構難解だけど、映画を観て悩むのが好きな人は、まぁまぁ楽しめる大人映画です。




ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムのトニー賞受賞ミュージカルを映画化。


ジョニーデップが、ゴールデングローブ賞を獲得した作品。アカデミー賞の前哨戦といわれてるのに、寒い感じで終ったゴールデングローブ賞だけど・・・


一言で感想を述べると、不気味で、単純で、気持ち悪い・・・・

ストーリーも単純だし、一歩間違えればただのスプラッター映画なのだけど


・ロンドンの気品ある街並みの作りと風景

・画面をダークにしあげ、その中でも一部分は配色をほどこし、印象づける

・ジョニーデップの無表情な中での冷酷な怖さの演技

・早く終わらないかな・・・と思わない、セリフと歌の調合。


このあたりが格段に、ミュージカル作品の映画化をよくしたものだと思った。


しかし最後どうなったのかは気になるけど・・・

きっとそういう映画は最後のストーリーなんてつくられてないのかなと思う。


どうなるのかな?と思うのも、映画の良さの一つでしょう。




パキスタンで取材中に、テロに誘拐され、殺害されたジャーナリストの妻の手記の映画化。


ノンフィクションとあってか、どうしてもストーリーは乏しく、
登場人物や、言葉にでてくる人間関係も複雑で、わかりずらい。
その上結果はわかってるだけに退屈な映画といってもいいけれども、
やはりアンジェリーナ・ジョリーの演技は
素晴らしく、希望と不安を交差する心情の中、
気丈にふるまおうとする姿をよく演じてたと思う。








楽しみにしていた3部作代3作目。

今回もアクションあり、知能戦でとても面白かったのだけど、
期待大なのか、少し粗めな設定と、なんでこうしないの?という突っ込みが
たまに入るのが、ちょっぴり残念。

とはいえ、前作のからみも、前々作のからみもたっぷりとあって、3部作ものとしては
とてもまとまった良作だと思った。

DVDで前2作をみて、映画館でみる作品!



久々に母とみにいったミニシアター。良作!!
サンダンス映画祭で絶賛されたんだけど、
あまり知られてないだろうから、yahoo映画解説を抜粋。
→「サンダンス映画祭など各国の映画祭で大絶賛され、アメリカで公開されるやいなや予想を上回る大ヒットを記録したハートフル・ストーリー。
田舎のダイナーで働くウェイトレスが、突然の妊娠をきっかけに自分自身に目覚めていく姿を描く。」

パイ作りが得意な主人公のウェイトレスが、いろんな感情をパイにこめてつくりあげつつ、
その甘酸っぱくかわいらしい光景とは反対に、現実社会ではDVやら、不倫などばかり。
安易な逃げ方と、逆らえない心身ともに弱っちい主人公にイラ!周りの男性にちっともいいのがいなくて、
またまたイラ!っとするんだけど、このイライラはすべてラストのすっきりのためにあるのであって、
最後までみてようやく、回答がわかる。

一緒に見た母さんが放った言葉
「女は弱し、されど母は強し・・・・」



うーん。まさにこの一言。
母親がいうと、重く感じる。
母と見に行ってよかったです。



ブッシュ大統領が暗殺されるという架空の事件を通し、9.11以降のアメリカを追うフェイク・ドキュメンタリー。

フェイクドキュメンタリー・・・・

今年一番眠かった作品かもしれないほど、はやく終わらなないかなという具合だった。

なんせ嘘話の語り話しなのだから、つばを飲み込みこともないし

だから?という疑問満載の映画だった。

大統領が死んだら、こうなる!という明確なストーリーをでっちあげて

回りの人々がどう動くかという作り方のほうがよかったかも。

トロント映画祭で受賞したとはいえ・・・

エンターテイメントとしては到底お勧めはできない映画かな・・・





冒険家のおじいちゃんを持った少年が、おじいちゃんの隠した財宝のありかをさぐるため

自分の家の庭に潜んでいるという体長2ミリのミニモイ族が暮らすミニモイの国に旅立つ冒険物語。

ミニモイ達がとにかくかわいい。

昔小人がでてくる絵本が大好き・・・・シルバニアファミリーとか大好きあ

“小人好き”?な私にとってはとりあえず無駄にウキウキさせられた映画だった。

ストーリーはほんとに単純で予想もつく内容だったけど

きれいな映像とかわいいキャラクター達によってほんわかする映画で

結構飽きずに楽しめた。

特に事前の予習や前置きなどもいらずにスト―リーに入りこめるので

お子さんと一緒に見に行くには特におすすめ。

リュックベッソン・・・やるなぁ~



トランスフォーマー


日本のおもちゃをもとにして考えられたスティーヴン・スピルバーグ×マイケル・ベイがタッグを組んだSF大作。



パッとみの感想は、実写、ガンダム!・・・


マイケル・ベイ監督の、アメリカ万歳!お涙頂戴!お決まり家族感動もの!っていうのはあんまり好きじゃないけど、今回はそこまでそのテイストが少なくて安心した。


前評判どうり基本映像はほんとによくできてて、車からロボットに変わるシーンとか、ロボットと人間がほんとうそ臭くなく映像にはいってるうえに、ロボットの動きも活発ナチュラリ~、違和感なく見ることができてよかった!




でもストーリーはいたって単純だし、ほんとお子様向けにしすぎてるけど、ところどころ笑いも含めてるし女性にはいまいちだと思うけど、男性受けはする作品。




宇宙戦争でも抜群だと思ったけど、スピルバーグはSF映画・・いや、映画?のあらゆる部分をいち早くつきつめにいってるんだと思う。ストーリー・設定から先の、最先端でできる限りの視点・視覚・映像等SF映画のいろんな効果の出発点をつくっていってるスピルバーグはやっぱり凄い。ニコニコ



彼の映画は映画館で観ないとほんとに損だと思う。パンダ






オーシャンズ13


オーシャンズ13。もともとの始まりのオーシャンズ11はリメイクもののはずだけど

いったいいつまで続くんだろう?このシリーズは。と思う。




でもスター大集合的なのは大好きなので、よしとする。



今回は場所をラスベガスにうつし(相変わらず派手な場所・・・)

種も仕掛けもなく単純なストーリー展開なんだけど、

派手な場所・派手な出演陣によってカバー。



とはいえ前回の12よりは、シンプルに観客を楽しませてくれるし、なってたって二時間飽きない。

(オーシャンズ11>オーシャンズ13>オーシャンズ12 ですね。今のとこ)




これぞ映画の醍醐味。エンターテイメント音譜