脳腫瘍と格闘中!!ケ・セラセラ(*・∀・*) -65ページ目

8月16日抗がん剤治療6日目(放射線治療無し)

自宅への外泊が認められ、
昨日から一人暮らしの家に、母といます。
日曜日の夜には病院へ戻ります。

放射線治療は土日休みの為、
今日は抗がん剤だけ飲みました。
(飲む前に吐き気止め投与、
   副作用の便秘改善の為マグラックス投与)

実は今日、朝から頭が痛くて痛くて(ToT)
でもロキソニンは飲みすぎると
胃に負担があると言われたので
また、耐えました(* ̄∇ ̄*)ははは痛い

でも!昼にはもう耐えられなくて
さすがにロキソニン飲みましたo(T□T)oぎゃー

うんちは快調です(〃ω〃)

いやー実は今も(リアルタイム)痛いです。
放射線も抗がん剤も、一週間後くらいから
副作用の症状が出始めるよーと
言われていましたが、まさか……もう!?(゜ロ゜;ノ)ノ
それとも、低気圧の影響でしょうか??
もう訳分からん(T▽T)
ケータイのつつきすぎ?←一番アリエール

吐き気とかはないです。
倦怠感もない?
それより湿気がつらいです(;つД`)じめじめ。

頭が痛いので、動くとフラフラします。
たまにめまいもあります←ケータイつつきすぎやろ

まだ一週間しか経ってないのになー。



あ、今日はカープ勝ちましたね!!
しも12対2!!
嬉しすぎるー!!!(*^▽^)/★*☆♪



菊池選手(〃ω〃)きゅんきゅーん!


ま、明日は友達と遊ぶのだ!
この髪の毛で遊べるのも最後かも!
でも良いのだ!ウィッグ気に入ってるし!
風で飛ばされない策を考えよーっと!(* ̄∇ ̄*)



脳腫瘍発覚から今まで⑤ ガン細胞へ宣戦布告

「とにかく、生検手術をしましょう。
    手術しなくても治療は行えますが、
    きちんとどんな腫瘍か分かった上で治療した方が
    絶対に良いので、手術しましょう。」

放射線治療をあまり勧めないと言われたので
(ガン細胞が神経に絡みすぎて、
    良い神経まで傷つけてしまうとのこと)
この時は抗がん剤治療を勧められました。
だからこそ、どんなガン細胞か十分知った上で、
その細胞に適した薬を使いましょう、とのことでした。

放射線治療はしないのかーーー。
もう、手術出来ないショックでほぼ放心状態(笑)
ふーん、という感じです。

この日に手術する日を決めて、
6月9日、決行となりました。
入院は6月6日からです。(準備があるので)

最後に、質問はありますか、と聞かれてので

「私、余命が10年くらいかもって言われたんです。
    先生は、どう思われますか?」

「……今は何とも言えません。
    とにかく、ガン細胞の正体を掴みましょう」



今思えば、10年なんて贅沢な願い。
(今は5年と言われているので)

でも、毎日毎日、「死」を追うのがつらくて、
こんなに「余命宣告」が生きる上でしんどいなんて
思っていなかったです。

「みんないつかは死ぬ。
    誰だって明日にでも死ぬかもしれない」

そう……思います。私だけじゃない。
でも、でも、約束された「死」って、
生きる上では本当につらかったんです。
だって、将来への希望が無くなるから。
「子供産んで、子供の成人式には……」
なんて夢、あの瞬間から打ち砕かれました。
とにかく「今を生きる」今はそれだけです。



先日テレビ番組で、5年の余命宣告された男の子のこと
やってました。
「オレ、今こんなに元気なのに!?信じられない!」

わ………私と一緒だ。。。

結局その子、5年後には
車椅子で、手も動かない、目も開かない、声も出せない
そして、亡くなりました。
(病気は私と違います)

自分のことのように見てしまい、大号泣しちゃいました。
私もこうなるのかな。
そう思うと、震えが止まらなかった。

でも!その男の子は
最期の時まで頑張ってたし、
最期の時は苦しまず亡くなられていました。
苦しまずと言うよりも、満足したように、でしょうか。

怖い  けど、羨ましい。
私も死ぬなら、そんな自分でありたいです。

死ぬことは考えないようにはしていますが!!
でも本当にその時がきたら、
私は、生まれてきて良かったと、
人生悔い無し!と、
生き絶えたいなーーーーーと思います(*^^*)



とにかく!
ガン細胞の正体を掴むということは、
やっと闘う準備ができるということ!!

ガン細胞………待ってろよ。
宣戦布告だ。
お前の正体暴いて、けっちょんけっちょんに
してやるからなぁーー!!o(T□T)oうらぁ!

脳腫瘍発覚から今まで④ in H病院「絶対不可能」

余命が10年かも?と言われたM病院を退院し、
その日にご紹介頂いたH病院へ行きました。

M病院が前日に電話をして下さっていたので、
当日はすんなり行けました。(勿論、紹介状持って)

なんだかんだ、個人病院、企業病院と診て頂き、
そして今回で3人目のお医者さん!
というわけで、次はどんな方なんだろうーと
母とドキドキ(///∇///)うはうは

ドキドキしながら診療室に入りまして、
お医者さんと、初!ご対面ーー!!!

Σ(゜Д゜)ぁんっ!?

(゜ロ゜)ぇ

(゜ロ゜;)ぇえ?!

((((;゜Д゜)))あわわわ

かかかか帰ろうかなーーー(((((゜゜;)

なんて思っちゃうくらい、
見た目頼りなくて(爬虫類っぽい)←失礼か
声もか細くて、髪の毛ボッサボサやし、
なんかもう、うん、母と目が合ってお互い
「やべーとこ来ちまったぜ( ; ゜Д゜)」
て顔してました(^_^;) ←ホンマ失礼か

しかも先生、めっちゃ天然で(^_^;)
もう笑えるハプニングが沢山あったんですけど
長くなるので書くのやめます(* ̄∇ ̄*)ははははは

とにかくそんなこんなで
色んな意味でビビってたんですが(笑)
しかし!本題というか、ガンの話になると
目の色変えて真剣に話して下さいました。

先生の見解(M病院のデータより)
◆グリオーマであることに間違いない
◆もしかしたら、グレード3かもしれない
◆放射線治療は難しい
(ガン細胞が神経に絡んでいて、リスクが高い)
◆視床下部と運動野にあるのは播種ではなく
  細胞が繋がって2ヶ所に連なっている
◆手術して取ることは絶対不可能

です。

そう、私、当初は放射線治療は止めた方が良いと言われ、
手術して取ることも絶対不可能だと言われました。
視床下部が、とても大切な神経がギッチリある所だから
腫瘍を取るイコール、神経も取ってしまうとのこと。
神経を取ってしまうと、二度と右手、右足が動かなくなります、
と言われました。
そんなリスクを負うよりも、
治療してこれ以上悪くならないようにしましょう
と言われたのです。

取って………欲しかったんだけどなぁ。

この病院に来る前、家族会議したんです。
H病院へ行くか、大阪市立へ行くか。
大阪市立は取れないと言われた腫瘍も取っていると
ネットや友人情報で知ったので、そこに行こうか……
でもH病院も腫瘍を取ってる実績があったので
H病院にするか………。

ただ、大阪だと家族の負担を大きくしてしまうのが
私には辛くて、でも取れるなら取って欲しいという
気持ちもあって、本当に悩みました。
家族は私の決めたことに反対しないし、
どんな選択だろうと全力で協力すると。

取れる可能性があるのは大阪……でも交通費も高いし……
手術して入院ってなったら家族の負担が掛かるし……
なにより絶対沢山のお金が掛かるし……………

でも……取れるなら取って欲しい!!
こんな爆弾みたいなもの……取って!!!
と思い、実は初めは大阪市立行こうと思ってたんです。
しかしM病院で相談した際、
「これは絶対に取れないよ」
と言われ、とりあえず近くのH病院の見解を
聞こうか……ということでここの病院に来たのですが……

「手術専門の先生なら、一旦は取ってみようと
    言われるかもしれません。しかし、絶対に
    全てを取ることは不可能です。
    なにより、この2ヵ所に連なって出来ている腫瘍は
    とても珍しく、私も初めてみました。
    このような腫瘍は、どんなに神の手と言われた方でも
    絶対に取ることは不可能、と言われるでしょう」



………取れないんだ取れないんだ。
いや、取ったら取った時の方がリスクが高いんだ。

私は死ぬまでこの腫瘍と一緒に生きていくんだ。
完治なんて、望めないんだ。

なんだろうこの虚無感。
ずっと取れると、完治すると、信じてた。

「絶対に不可能」

そんな言葉が、こんなに重いとは
思わなかった。