諸行無常
すべては時とともに移ろいゆく。
それは単位とて同じであり、時代とともに変わってきた。
先日、会話の中で「ねぇ、一寸ってどのくらい?」と聞かれた。
え……寸? ∑(-x-;)
「…一寸法師がお椀に入るくらいだから
…胸から上が出ると見て…9センチ!(推定)」
気になってちゃんと調べたところ、実際は3センチであった。
おいおいおい!
3センチって小さくない?
お椀から出られなくない?
親指姫(チューリップの中在住)といい勝負じゃないの。
彼、お椀に入ってお箸をオール代わりに漕ぐんじゃなかったのか?
3センチで持てるのはせいぜい爪楊枝でしょー。全然漕げないとは思うけどっ。
中に入るとこんな感じ
曲線なのでツルツルすべるし、一寸法師小さすぎて外も見えやしません。
所詮3cmの身長なので体重だってたかが知れています。
よっぽど荷物詰め込まない限り、軽すぎて船が安定しないよ。
この状態でお箸で漕ぐ?
昔話よ、ムリがありすぎじゃ。
ならば、身長3センチと判明した一寸法師に合う船は何があるだろう?
升とか?
材質は木だから浸水さえ免れればなんとか!
漆塗りして防水性を高めればいけるんじゃなかろうか。
しかし五勺升で大きさは5×5×3.6くらいだというから全長3cmの一寸法師にはまだ大きい。
あ!!!!!
ならばこいつだ!
※調味料のキャップの船
しかしお箸は収納できません。
手を離したらアウト。
これはもうムリです。諦めましょう一寸法師。
そんなこんなで一寸法師のことばかり考えていたら丸1日潰れました。
…暇人だな、オイ。