そっと扉を閉じる

今までにも何度も何度もそうしてきたように

切抜きが散らばった部屋のシーンを遠くに見ているような感じがする

君を無言で去らせてしまった、今夜、このとき

眠ろうとしたんだ

でも君と僕との思い出に時計はぴったりと止まったまま

千回以上後悔して、気がつくことができた

そう、もし君が今ここに居てくれたら、僕は誓うよ

そしてこう伝えたい

僕はもう、一日も無駄に過ごしたくない

心深くに囚われているこの思いに死んでしまいそうだ。

だって僕の求めていたもの全てが君のところにあるから

ふさわしい言葉が見つかればいいと心から願う

そうしたら君が去るたびにそれを君に伝えるのに

僕は慰めようのない想いに苦しんでいる

まるで壁をよじ登っているようだ

ふちが見えるけれど、しがみつくばかりで飛び降りる事ができない

君の電話番号を覚えているのに、かける事も出来ないのはなぜだろう。

たぶん、君はいつも僕の側に居てくれるだろうってまだ信じてるから

可能性を捨てたくないから