一度は寝付いたのに夢でハタッと目覚めました。今日朝から珍しく家族でワサワサしてたから神経が興奮してたんですかねぇ……父親が他界した当日を夢でまざまざと思い出して…今定期通院している大学病院に入院してたんですよね…精神科の保護室でした……夜、寝る前の時間になって兄と母親が面会に来て、面会室で、父親の死を知らされました。その夜は保護室に戻されて一人コンクリート打ちっぱなしの独房のベッドで、先に他界した作家、開高健さんに心の中で語りかけていました……父親も逝きましたから、そちらでよろしく、酒など酌み交わしてやって下さい……とか……アル中が長い入院と癌の手術ですっかり治り、タバコも吸わなくて済む様になって、心臓を病んで自宅で寝たり起きたり……今の母親の様に静かに元気に明るく過ごしていました。僕が入院した後、心臓が苦しくて母親に助けを求めて緊急入院したそうですが………死因は肺炎でした。食事を誤って気管に入れてしまったのでした。老人の病人にはよくある事らしいですが……知らされた翌朝、対面した父親の亡骸は、苦しそうに悶絶しながら硬直してました。(この病院はなんて事をしてくれたんだ?!)と、父親の顔を見て思いましたが何も言わずに保護室へ戻りました。葬儀への参列は許されずに僕は大部屋へ移されました………………………そんなこんなの中の虚しさと怒りを夢で思い出して、今日家族には言えなかった僕一人が抱える父親の他界した当日のもやもやを、酔いにまかせてラジオの桑田佳祐さんの語りと音楽で成仏させております。みきちゃんごめんね、また呑んじゃった、今夜は許して、そして明日は目覚まし時計を鳴らさずに自然に起きるまで寝ています濵。……ちなみに父親の命日は12日でした、ああ勘違い、お恥ずかしい(///∇///)。