日本語で「はし」という文字をみたとき、橋なのか箸なのか端なのか、その発音や漢字の表記をみなければ判別できない。そこが日本語の難しさの1つでもあると思うが、その日本語を扱う日本人ですらそれをしっかりと活用できているかと問われると、なかなか「YES」といえるような状況ではないだろう。日本人ですらそのような状況なのだから、その言語を学習する外国人はもっと大変である。「日本の駐車場はいつも励ましてくれる。『まえむきに」と」。しかし実際には「前向きに」つまり、車を停止する際は頭を前にして止めるようにしてくださいということで、前向きに頑張ってくださいという意味ではない。
看護師として働く職場でも似たようなことが発生したことがある。「W/C移乗時、ふらつきなし」という記載に対しある先輩が、これトイレってこと?と訪ねてきた。いっている意味が全然理解できなかった。自分としてはW/C=車いすと考え記載したからだ。しかし、その場は救命。自分がW/Cの表記を学んだのはリハビリ病棟。やはり、移乗や移送などトランスが多い現場。そこでの表記が他の病棟へ浸透しているとは限らないわけだ。
言葉をみたときの解釈は、その人の専門性はもちろんのこと、そのときの気分にも左右されるだろう。positiveな気分だったからこそ、「前向き駐車」を励ましの「前向き」に捕らえることが出来たのだ。その場その場に応じた言葉の選択はもちろんのこと、日々の生活をpositiveに捕らえることが出来るような「解釈力」をこの本から学ぶことが出来る。
日本人の知らない日本語


看護師として働く職場でも似たようなことが発生したことがある。「W/C移乗時、ふらつきなし」という記載に対しある先輩が、これトイレってこと?と訪ねてきた。いっている意味が全然理解できなかった。自分としてはW/C=車いすと考え記載したからだ。しかし、その場は救命。自分がW/Cの表記を学んだのはリハビリ病棟。やはり、移乗や移送などトランスが多い現場。そこでの表記が他の病棟へ浸透しているとは限らないわけだ。
言葉をみたときの解釈は、その人の専門性はもちろんのこと、そのときの気分にも左右されるだろう。positiveな気分だったからこそ、「前向き駐車」を励ましの「前向き」に捕らえることが出来たのだ。その場その場に応じた言葉の選択はもちろんのこと、日々の生活をpositiveに捕らえることが出来るような「解釈力」をこの本から学ぶことが出来る。
日本人の知らない日本語