マラガ＠アンダルシア

グラナダからマラガへは鉄道で移動できないので

長距離バスに乗って向かいました。所要時間は二時間くらい。

マラガは海沿いのリゾート地で、海岸には椰子の木が植えられています。

ホテルで一休みした後

海沿いに来たなら、絶対海鮮料理を、ということで

コンシェルジェにレストランの予約を入れてもらいました。

開店直後のお店（ＭＡＲＩＡＮＯ）の様子です。

まだ時間があったので近くの大聖堂のあたりやショッピング街を散策。

靴の他にもおしゃれなアクセサリーのお店もあって見飽きません。

さて、レストランですが、青オリーブとニンニクのピクルスは

3週間の旅行中で一番おいしかった!

そしてスペイン名物のニンニクのスープということで

夫は生クリームも入っている冷製のニンニクホワイトポタージュ。

私は温かいスープが飲みたかったので

トマトベースの魚介ポタージュ。

両方のスープを味見しましたがいずれも美味。

さすがにコンシェルジェが「お勧めのレストラン」と胸を張っただけありました。

メインはどうしようか、とお隣の席でお魚料理を食べていたのを

チラと見たのですが、そのリュームに恐れ入ってしまい

結局パエリャを頼み、あとはコーヒーで、もうお腹いっぱいになってしまいました。

パエリャの方は。。。やっぱりバレンシアに行かないとダメかしらん。

アンダルシアの

いよいよ今回の最大の目的の一つであるアルハンブラ宮殿へ。

私達はホテルを通してガイドを頼みましたが、これは「正解」でした。

アルハンブラ宮殿といっても、カルロス宮殿をはじめ夏の宮殿（ヘネラリーフェ）などを

含めて見ることになるので、私達だけだと効率的に全てを通して見物するのは

無理だったでしょう。

ちなみに料金は一人49ユーロ。二時間半の行程です。

ガイドさんは癖のない英語を使う、とても親切な男性でした。

途中、カルロス宮殿と広い広場があり、宮殿の中に入ると意外なことに

コロシアムになっています。




こ ここではしばしば著名なアーテストが

演奏するそうです。夫の大好きなギタリストのセゴビアもここで演奏したそうで

その記録を見たことのある彼は大満足でした。

少しばかり歩いて宮殿に向かう途中に

互角系の星の形をした屋根のある家がありました。

星の形はイスラムの象徴の一つで、アルハンブラ宮殿の明り取りも

星の形にくり抜かれています。

更に歩くとローマ時代を彷彿とさせる

遺跡があります。

上り詰めるとグラナダの街が一望出来ます。

そして宮殿の内部、その美しいこと！

夏の宮殿（ヘネラリ－フェ）から眺める

アルハンブラ宮殿です。ここは夏の別荘として使用されたそうですが

爽やかな風が吹き抜けて本当に気持ちが良い！

そしてどの宮殿にも中庭に噴水がありました。

こんな高台に水を引き込むなんて本当に贅沢です。

ましてや、ここは雨の少ない乾いた地方なので尚更です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

パラドール・デ・グラナダ

ＪＴＢに寄った後、早速プラド美術館に行ってきました。

館内では撮影禁止のため、写真を撮っていませんが

ベラスケス、ゴヤ、ティツィアーノ他、有名な絵が沢山。

特に宮廷画家ベラスケスの描いた「マルガリータ王女」は

大好きな作品の一つです。まぁ、あまりにも有名ですし。

入館料は8€ですが

夕方からは2時間無料だそうです。

そして翌日はこの旅の最大目的の一つ、アルハンブラ宮殿のあるグラナダへ。

マドリードから列車で4時間半。

十分に楽しむために宮殿内の敷地にあるパラドールを予約していました。

このパラドール・デ・グラナダは数あるパラドールの中でも

予約が取りにくいと言われていたので、今回の旅では

先ずこのホテルの予約を取ることから計画を立てていきました。

パラドール入口。

パラドールは国営で昔の宮殿や貴族の屋敷、

修道院を改築してつくられたホテルです。

このパラドール・デ・グラナダは修道院を改築したものですが

中はごらんのとおり、モダンな造りになっています。

パラドールのレセプション

宮殿見学の後にパラドールのテラスで一休み。
日差しがあると、暑いくらいなのでワインの代わりにビールで乾杯。