中古で1万円で買った鈴木バイオリン No.220

約一カ月、ニスの塗り直しやフィッティングパーツを交換したり色々と改造してみました。

まだ最終的なニスの塗り直し途中でコレから茶色の強い色を塗り重ねていく予定ですが思いのほかに今のニスの仕上がりがカッコイイので組み上げました。

ニスは照明の光の加減で見た目と写真写りが大きく変化します。

ニスを剥がす前の鈴木バイオリンさん
野暮ったいチープな色合いです苦笑

このテールピース下に駒が倒れてバッチンと傷が大きく入っていたのがニスを塗り直す大きな作業に取り掛かる理由です。

作業途中で完全に乾いていないニスが剥がれたり

顎当ての取り付け金具の締め付けで少し傷ついたニスがソコを起点に剥離したりと勉強になる一カ月でした。

ネックから上のヘッド部分のペグボックスやスクロール周りも大きな改造の後があります。

元の状態はこんな感じでスクロールの造形も甘くてオモチャです苦笑

プラスチック製のペグの艶がほんまチープすぎる。

鈴木バイオリンを改造して調整した効果があるのは実はこのヘッド周りかも知れません。

今回の大きな改造の途中でナットを削って調整しテールピースの交換などを経てバイオリンを演奏する上で最適な押し弦が出来るように弦高から弦の張り具合まで以前とは別モノです。

総合的に言うと鈴木バイオリンさんは現時点でも大きく生まれ変わり良く鳴るバイオリンになりましたがグリガさんの鳴りとはまた別の鳴り方がします。

グリガさんの方は弦と箱鳴りが同時で箱鳴りの方が強いイメージですが鈴木バイオリンさんの方は後から箱鳴りが付いてくる?そんなイメージです笑

最後のまとめとして、あまり鈴木バイオリンの改造に時間を使ってしまうとバイオリンの練習時間が減ってしまうので一旦完成として鈴木バイオリンさんを弾き込んで行こうと思います。

練習曲の進行はバイオリンを始めて今からメヌエットを弾いていく進行状態ですが昨日の夜に鈴木バイオリンさんでピロピロ弾いていると同一弦上のオクターブ上の音に目覚めました笑

サードポジション?と思いながらも今まで使っていなかったハイフレット側のバイオリンの音を聴いてウットリとしてしまいました。

そしてハイフレット側で正確な音程でパッセージを弾いて同じ弦のファーストに戻ると一つの音階に対して音感が続くので音程の正確も上がっている?そんな印象でした。

意外と効果的な練習方法と感じながらもバイオリン初心者なりの発見が嬉しかったです。
ちょっと寄り道はありましたが頑張ってバイオリンの練習を続けたいと思います。

昨日A線のペグを一つだけ交換した後の続きです。

まずは未加工の新品のペグを3本
切らずに長いまま少しだけ粗削りしました。

ペグシェーバーも使い慣れてきたのであっという間に削りました。

ペグを長いままD線のペグと交換
ペグのリングの内側とペグボックスの外側からの距離を長さを完成時に11mmと決め現在14mmくらいです。
ペグボックスの外側は斜めの形状をしている為、どこで11mmか?あらかじめ統一します。

自分はペグの下側の短いスパンの方が11mmになるようにペグの交換作業を進めます。


ペグの長さを決めて切断する位置を鉛筆でマーキングします。
クルリと鉛筆で印を付ける訳ですが先に言ったようにペグは水平にペグボックスの横から入りますがペグボックスの外側は少し斜めに造形されているので鉛筆で描く線はペグに対して斜めに入ります。

ペグをノコギリなどで切断する際はその斜めに入っているマーキングの線をペグに対して水平になるように補正してノコギリの刃を当てないと新品のペグを真っ直ぐに切る事が出来ないので注意が必要です。

歯の細かな金ノコはダイソーなど100均で安く買う事ができます。
その細かな刃筋で鉄材だけでは無く小さな木材も切る事が出来ますが金ノコは基本的に押し切りとなっているので小さな木材を切りやすくする為に自分は金ノコの刃を反対に取り付けて引き切り出来るようにしています。

少し仕上げが甘いのは初めてのペグの交換作業でマージンを取っているのとニスの塗り重ね作業が残っているのでその時に改めて仕上げ為です。

今回仕上げが甘いと言ってもペグの長さに対する先っぽの仕上げだけでペグそのものの動きと固さは今回調整しながら新しいペグに交換します。

ペグシェーバーで削っただけだと表面がザラザラなので1000番くらいの紙ヤスリで綺麗にします。

という事は少しだけペグが細くなるので紙ヤスリで綺麗にする事に夢中になり過ぎるとペグが深く挿さり過ぎて自分が決めた位置より短くなってしまいます。

弦を通す穴をドリルなどで開けた時も穴の裏側がささくれて穴が汚くなりがちなので紙ヤスリと細い棒ヤスリで綺麗に仕上げます。

当初は切れてしまったA線だけ新しい弦を使う予定でしたが古い使い回しのE線のナット側付近で弦が痛んできたのでE線も新しい弦を張る事にしました。

今作業している鈴木バイオリンさんはまだまだ作業中なので新品のドミナントのバイオリン弦とか勿体無いので安価なスチール弦を使います。

今回買った新品のスチール弦のE線には保護チューブが付属していなかったので古いドミナントから保護チューブを流用しました。

柘植のフィッティングパーツに交換した鈴木バイオリンさん

中古で1万円の安いバイオリン初心者向けのバイオリンも自分で調整や部品の交換が出来ればカッコよくなり音も良くなりそうです。





再三のセットアップにより先日からA線が切れて弾けなくなっていました。

基本となるA線が使えなくて弾けないとフィッティングパーツの交換の際の各部の調整確認にも支障をきたすのでペグの交換も今回行っていきます。

上の新しい安い柘植のペグ 未加工品
下は元の鈴木バイオリンのペグ

まずは材質の違いから!

鈴木バイオリンのペグの材質は?

プラスチック製です笑

コレだけで交換する理由になると思います泣

一般的に交換する新しいペグはペグの形をした状態で長さやテーパーをそれぞれのバイオリンに対して一本一本を丁寧に現物合わせを行い加工調整する必要があります。

ペグ自体は安ければ4本で千円くらいから買えるのですがペグを簡単に削って調整できるペグシェーバーは数千円するので工具代が割高に感じますがナイフ一本でペグを綺麗に削って調整するのは非常にタフな作業になるので工具はケチらずに買う事をお勧めします。


今回自分は初めての作業だったので新しいペグを削っていく前に余裕をみて一旦長めでカットしましたが、ペグシェーバーの切れ味はかなり良く簡単にペグが削れるので小細工無しで長いままで作業を行った方が良いと思います。

実は元のペグから結構余裕をもって先にカットした新しいペグですが標準とされるペグボックスからペグのリングまでの距離110mmまでギリギリの長さになって危なかったです苦笑

消耗した元のペグの長さは参考にするな!というハッとヒヤリですね。


ドリルとかで穴開け作業などを行う際に小物をだとドリルと一緒に回ってしまう事があるので物を挟んで固定できるバイス台などが欲しかったのですがボール盤まで使って大掛かりな穴開けはしないのでプラスチックのクランプで代用しました。


1.2-1.5mmの弦を通す穴が必要なので電動ドリルやピンバイスが非常になります。

所詮は木材への小さな穴開けなので手動のピンバイスでも充分に作業出来そうな感じです。

ペグという小さな棒に垂直の穴をドリルで真っ直ぐに開ける作業は舐めてかかると斜めに穴が開く危険があります。

コツとしたら穴を開ける前の位置決めとドリルを押し当ててからの前後左右と真上からのドリルの垂直の確認をしっかりと行い身体がブレない様にしっかりとした体勢で穴をあける事にあります。

まあ前から垂直方向を見ただけとかは失敗の元です。
必ず複数の方向からドリルの垂直を確認しましょう。

作業時間が無かったのでペグを一本だけ交換完了です。

どのみち更にニスを塗り重ねる予定なので残りのペグを3本交換した際にドミナントの弦を使い回す予定です。

ほんまエレキギターの弦に対してバイオリンの弦って高いですね!

節約も大事や笑