
今日は 母の日。
お母さんがいよいよかもしれません。
病院に来てください。
朝早くに娘さんを呼びだす。
この日がくることは何度も話しあって
最期は家族でただそばに寄り添っていてあげよう、
やっとそう腹をくくったものの、
目の前の母親の姿に心が揺れ動く様子が
みてとれる。
母親のいなくなることへの恐れ、
何もできない自分への怒り、
もう望んではいけないというあきらめ、
現実は変わらない。
でももし希望があるのならどこに光を
あてられるだろう。
娘さんの肩をたたいて
「これまでずっとお母さんを支えてきたあなたに
できないはずはない、信じてそばにいてあげてください」
そう励ます自分がいた。
この場を強い気持ちで受け止めていくことが
娘さんのこれからの生き方を強くするのかもしれない、
そう思えたから。
仕事を終えた私は母と食事にでかけた。
母の横を歩きながら、病院で過ごす娘さんの思いが
私の中に重なってきた。
母の日に母親を看取るかもしれない娘さんの気持ち、
私は受け止められていたのかな。
もっとほかにアプローチできたらよかったかな。
ただただ病院にいるお二人が共に過ごせる時間が
少しでも長くありますようにと願いながら
忘れられない母の日になりました。