『結局、迷惑被るのは赤ちゃんなんだ』
夫にむかつくたびに、イライラした結果たどり着くのはいつもここ。
当たり前に遅く帰って来る夫にイライラが止まらない。
仕事なら遅くまでありがとうという気持ちになるけれど、
どう考えてもうちの夫は遊んで帰って来てる。
だけど本当に仕事で遅かったんだとしたら?
そう考えると頭ごなしに責めることも出来ないと思って、いつもいつも我慢していた。
何も言わないでいると、ある時瞬間的に爆発してしまうから怖い。
イライラがピークに達したときに考える事はいつも同じだ。
『どうしたら子育ての大変さを分かって貰えるの?』ということ。
誰かに言いつけたいような、誰か第三者に夫を怒鳴りつけて欲しいような、
丸1日正座で24時間耳にタコができるくらい誰かにお説教してほしいような・・・
そんな気持ちになる。
そう、私自身でなく、「他の誰か」に頼りたくなるのだ。
じゃないとフェアじゃないような気がして。
妻が「私がこんなに大変なのに」と言ったところで、真剣に話を聞いて心底反省するような夫がこの日本に一体何人いるというのだろう?皆無じゃないかと思ってしまうくらい。
そして世の中のお母さんたちは本当によく頑張っている、我慢されているんだなと。
妊娠して、つわりに耐えてさ。
どんどん大きくなってくお腹を抱えて出来ることが制限されていって。
その間もずーっと無事に産まれてくれるかどうか不安で。
体重には気を付けなくてはいけないから食事は制限され、薬も飲めない。
大好きだったワインや煙草なんてもちろん禁止。
そしてそして、
内臓を引っ掻き回されてるんじゃないかと思うような陣痛に何時間も耐えて・・・
我が子を抱いて感動の涙を流したその日から怒涛の育児が始まる。
大変さの本番はここからだった(今思えば)。
自分をどれだけ犠牲にしても足りない時間。
眠れない毎日。
体はいろんなところが痛い。肩こり、腰痛、頭痛に目眩。
びっくりするくらい抜け落ちてく髪の毛に、女として悲しくなる。
病気して辛くても病院にも行けず、薬も飲めないからひたすら耐えるのみ。
でも赤ちゃんはそんなの分からないから泣き叫ぶ。
溜まっていく家事。
毎日のご飯作りだけでも精一杯。
こんなに頑張って頑張って、赤ちゃんを産んだその瞬間から
今日まで1日たりとも休みなんてなくて。
なのに『年中無給』
本当、今すぐにでも家を飛び出したくなる。
やってらんないよ。
…それでもここにたどり着くの。
『何をしてもいいけど、犠牲になるのは赤ちゃん。旦那じゃないよ』
そしてスヤスヤ眠る顔をみていたら、疲れもすべて癒される。
こうしてどうにかこうにかやっていくのかな。
夫にはイクメンになってほしいなんて贅沢は言わない。
ただ、ねぎらいの言葉が欲しいだけ。
