六道珍皇寺 | 〜夢コト可レン〜

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コーデや素敵な体験をつめ込んで。

主に自分記録用ですがよろしくお願いします。

台風が近づきながらも、季節の狭間で揺らめく京都。
そんな時に、訪れるのは、私のお気に入りスポット、
六道珍皇寺。
別名、六道の辻。
こちらは、あの世と現世の狭間で揺らめくスポットです。

最近は人気アニメや漫画でも描かれる様になった事もあって、だいぶ知名度が上がったような気もします!

私はここを、初めて訪れた時から、すごく気に入ってしまい、京都に来る度に毎回訪れております。
なんでしょうね。
近くに清水寺という、一大観光スポットがあるというのに、しんと静けかえり、井戸の近くはとても神聖な気がしたのです。
初めて見た時は、格子越しでの小さな窓からの見学(普段はその様な公開の仕方)だったのですが、それでも、それだからこそ、お庭の先に広がる世界にとても魅力を感じました!

なんと!!

なんと、今回は旅行日に公開日がかさなっていたので井戸を見学してきました♥

実は以前にも見学をした事がありまして、あの感動を再び!!
と思い、ルンルンでやったのです♪
以前伺ったエピソードも交えつつ書いていきたいと思います!

因みに、今回の撮影は
        本堂の縁側からのみ撮影OK
との事だったので、写真はそこからのもののみ載せます。
井戸やその中を映さないでって事だとは思うのですが、
その貼り紙が小さかったり、日本語オンリー、また、井戸の付近にお寺の方が居なかった事もあって、皆さんかなり写真を撮られて居ました。
ですが、ここは閻魔様と縁のある地。
という事を忘れたくは無いものですね(*^_^*)

早速の本題ですが、自分メモのためにも、六道珍皇寺には何があるのかを書いて行きたいと思います。

六道珍皇寺には何があるのか。
それは井戸です!

小野篁(おののたかむら)
は六道珍皇寺にある
冥途通いの井戸
を通ってあの世の閻魔大王様のお手伝いをしていたとか。
また、帰りはまた別の、戻りの井戸で戻ってきたそうです。

私が初めて行った時は、戻りの井戸はまだありませんでした。
ですが、三回目に行った時、偶然にも井戸の公開日で、お寺に行って初めて知った私達は大喜びで見学をに行きました!

普段、格子越しから見える風景にもあるのが、
あの世へ行くための冥途通いの井戸。


この井戸の脇を通って、奥に行くと、戻りの井戸があります!
戻りの井戸は、以前の公開日に伺った話だと、ある場所は分かっていたのですが、私有地で、しかも当時は人が住んでいたから、お寺の物として扱うことが出来なかったそうです。
そこからちゃんと整備をして、今の形になったそうです。


この井戸は今もお水が湧き出ておりまして、実際にそのお水を触ることが出来ます!
写真で言うと、右手に流れるお水がそうです。

そして!
以前の公開日には無かったのですが、今回、水みくじがありました!
そしてやってみると…
みごと大吉!!!!
一緒にいた友人も大吉!!!!!
なんて素晴らしいんだと感動して持って帰りました!
しかも、お持ち帰り用にビニール袋まで用意してあって、感無量でした。

話を戻しますと。
前回、お寺の方にとっても素敵なエピソードを伺ったので、ご紹介致しますね♥

実は通いの井戸に一番近い大きな石。
そちらには小野篁さんの足跡があるのです!!
沢山通ったから石が足の形に削れたのでは?!
という話。
実際に靴を脱いで合わせてもいいとの事だったので、合わせてみると…
なんかしっくり。
私は身長160cm、足のサイズ24cmなんですけど、そんな私がしっくりくる足型。
そうです!小野篁さんは、一説には身長180cmもあったのでは?!と言われています!
平安時代、当時の身長、体格を考えると、そこまでなかったとしても、すごくおっきいですよね!
故の足跡のしっくり感。うなずけます。
そして、お寺の方から、とってもロマンチックな一言。

「日本の伝説には現実味がある所が良いですよね」

この一言を聞いた瞬間、そうですね!!!
っと頷くと共に、なんて、素敵なことを仰る方なんだろうと思って、感動しちゃいました😭

そんなこんなで、その話を友人にもしてあげて、今回もひっそりと足をあわせてきました♥

また、通いの井戸は真っ暗なんですけど、その脇から生える植物達の緑が映えて、それがとっても神秘的で、なんだかずっと眺めていられそうな空間でした。

戻りの井戸は、井戸の深さが分かるように、途中まで電飾がついてるのですが、やっぱり底が見えないくらい深くて、たまに滴る水の音が木霊して、こちらもとっても神秘的でした。

小雨が降る中、神秘的な地獄の世界を満喫してきた私達。
帰りに有頂天家族のスタンプラリーのチェックポイントでもあったため、井戸に住んでる設定の弥二郎兄さんを記念に撮って、

あの世への入口を後にしました!

オカルトが好きな人は特にですが、陰陽師やパワースポット、日本の不思議が好きな人にはオススメのスポットです♪



おわり♥