2018年から定期的に通ってきた大学病院にお別れ(の、つもり汗

 

3か月ぶりに会ったYドクター。

相変わらず小さくて寝ぐせがついたままの頭。

 

開口一番「この3か月間、どうでしたか?」と。

 

私の中ではどこからどう話そうか頭の中でシミュレーションしていたけれど、ダメだ、感情的になってしまって泣きながら恨み、怒り、憤り、焦り、悲しみの気持ちが口から出てしまう汗

 

*他のお医者さんへ行ってマッサージを教えてもらった

*手術以外の選択肢がないと言われ不安しかなかった中、スーパーライザーを見つけた

*聴神経腫瘍が大きくなって、それがマヒの原因だと言われ、その後3週間もの間薬も治療もなく放置されていて、その時が一番つらかった

*マヒの原因が聴神経腫瘍じゃないとわかった時に、それでも治療も薬もリハビリも特に必要ないと言われて絶望的だった

*札幌のSドクターに何度かメール相談して言葉だけではあったけどとても勇気づけられた

*MRI画像を見ながら動揺して青ざめた先生の顔は忘れません

*この顔(マヒ)に対してもう今後ここでやってもらうことはないと思います

 

・・・↑というような内容を涙を浮かべながら話し、そして↓

 

*今後、何十年もドクターという仕事をしていく中でたくさんの顔面神経麻痺の患者さんを診るであろうから、その時はもっと患者さんに寄り添った診察をしてあげてください

*もしもご自身や親御さん、彼女や奥さんが同じ病気になった時、同じような態度で同じような診察が出来ますか

 

…というようなことを涙ながら伝えたのですが、Yドクターはジッと私の顔を見つめて話を聞き、そしてこう言った。

 

①不安な気持ちにさせてしまったことは謝ります。

「申し訳ございませんでした」(棒読み)

 

②もしも自分や家族が同じ病気になっても、僕は同じ診察をします(断言)

 

③MRI画像を見て(患者の前で)動揺してはいけませんか?

青ざめたらいけませんか?

それは悪いことですか?

 

この③の言葉を聞いたとき、唖然としてしまって私はフリーズした。

 

不安な気持ちしかない人の前でそれはどうなんでしょうか、と言うのが精いっぱいだった。

 

次の予約はどうしますか、と言われ「しません」と答えたら、もしも今後また診察したいとなった時に予約を入れようとしても新患扱いになるから予約が取れにくくなるとのこと。

 

Yドクターの見解としては来年の3月(麻痺発症から1年)の段階で外科的手術が必要になった時に大学病院の形成外科を紹介できるし、その手術はここ(大学)でしか出来ないから今いったん先の予約を入れておいて、その診察はキャンセルしてもいいからそうしませんか?と。

 

女性の患者さんは結構多くの人が(形成外科で)手術してます、と言う。

 

ここ(大学病院)でしか出来ないってどういう手術なん?

 

完全に大学病院勤務がステータスになってるような人だな、と感じたよ。

 

そして「1+1=2」としか考えられない人なんだろうな、と。

 

大学病院に勤務しているドクターが全員こういう人種じゃないと思うけど、すごく残念な気持ちになった。

 

すごくすごくモヤモヤな気持ちを抱えて大学病院を後にしてきたよ。

 

さて、来週は脳神経クリニックで診察だ。

その大学病院から送られてきたMRI画像とカルテを診てもらって今後の方針を決めるんだけど、それはそれで不安だわ。

だって、聴神経腫瘍は無くなってないし、成長し続けてるし、退治しないとダメなやつだもんね。