前回の「マイ経本」に続いて、今回は、マイ念珠の紹介となります😊🙏✨
本当は、ひとつのお念珠を大切に長く使うのが、良いことだと思います。
しかし、私の場合、父母が今、お世話になっているお寺さんが、天台宗。
その父母が、生前、よくお参りに連れて行ってくれたお寺さんが、真言宗。。
そんなご縁は、どちらも大切にしたい。
そういう想いから、手を合わせるのなら、より気持ちが入るお念珠をそれぞれ、自然と
所持することになりました。
まず、向かって左側は、天台宗の本式念珠。・・・仏壇や菩提寺の法事、墓前等で
用いてます。
素材は、星月菩提樹と虎目石。
中央が、真言宗の本式念珠。・・・お護摩札に対しご挨拶、お経、ご真言を唱える時に。。
素材は、鉄刀木(たがやさん)と水晶。
右にあるのが、略式念珠。・・・宗派選ばす使用できるものとして、あらゆるお悔やみの場で
用いてます。
素材は、金剛菩提樹と瑪瑙。
上の丸い入れ物は、塗香の携帯用の入れものです。
右側が、お参りなど、外出先で使用するための携帯用。いつもバッグに入っています。
お参り先で、般若心経やご真言、祝詞を唱えることが多い・・・言葉を発することが多いので、
手とカラダだけでなく、「口」もこれで、清めます。。
特に最近、手水舎が使えない神社仏閣が多いですし・・・。
左側のものは、家で勤行する時に使用。基本、こちらは、外に持ち出ししません。。
始めに手したのは、やはり、略式念珠。
もともと、大昔、礼服を新調した時に、サービスで頂いた、エチケットセットの中にあった、
玉がプラスティック?のようなものを使ってました😓
しかし、父が亡くなったタイミングで、ちゃんとしたものを購入しようと、ショッピングモールで
目に止まったのが、この金剛菩提樹のお念珠です。
・・・後に、父の遺品を整理したところ、まったく同じものが出てきました😲
もう、これには、びっくりです。
その遺品となったほうのお念珠は、今は、姉が形見分けで、大切に所持しています🙏
この略式念珠の袋は、松島 瑞巌寺へお参りした際、購入したものを使っています。
父が今の菩提寺の本堂落慶記念式典参列の時に授かった「輪袈裟」を私が引き継ぎ、
父の三周忌までの間、お念珠も本格的なものを持ちたいという気持ちになり、
カミさんと立ち寄った、デパートの京都物産展で、目に止まったのが、天台宗のお念珠です。
専用の袋もそこで購入しました。
真言宗のお念珠は、何度もお話している、高幡不動尊の授与所で授かりました。
父も母も大好きだった、高幡不動尊のお不動様。
こちらへのお参りは、今でも足繁く通っている寺院でもあり、自然と所持したい気持ちに
なったのですね。
白い親玉には、小さな「覗き穴」があり、その中に高幡不動尊のお不動様のお姿が
入ってます。いつでも目にすることができるということです。
専用の袋も境内、授与所で購入しました。
いずれも、「こうしたい・・」と、思っていた時、自然と出会ったものたちです。
真言宗のお念珠は、外に持ち歩くことは、まずありません。
お参りする時もお念珠を持ち歩くことは、ありません。
その代わり、お護摩祈祷を受ける時など、僧侶のお念珠の所作を穴があくほど、じっくり
観察します。
そのため、外陣で座る時は出来るだけ、前のほうを陣取ります(笑)
それと、ネットやYouTubeなどでも、作法を学んだりしました。。
そんなことで、いつか、比叡山、高野山の宿坊などでお世話になり、しっかり学ぶ機会を
設けることを、今から楽しみにしています😊🙏
桜井識子さんは、確か書籍かブログで、お念珠は、3年くらいしっかり使わないと、
お念珠としての本当の効力は生まれないということをおっしゃっていたと思います。
お経もそうですが、暗記するということでなく、自然と肩のチカラが抜けた読経に至るまで
3年はかかると実感しています。
30分の読経終えて、スッと立ち、五体投地、普礼を三拝行うのにも3年かかりました😅
正座が、まったく出来なくなってた私の場合ですけど(苦笑)
なかなか、スッとは、立てませんでしたぁ~。。
「石の上にも三年」は、ウソではないです(笑)
念珠の「効力」はないですが、お参りというか外出時には必ず、この三種の「腕輪」は、
しています。
深川不動堂で授かった、水晶のお不動様の御影守り、
それと、黒檀で私の干支守護仏、虚空蔵菩薩の梵字の腕輪、
あと、白檀の般若心経が彫られた、腕輪です。
白檀の腕輪は、もう白い色からアメ色に変化しています。。。
そうそう。
もうことつ、お念珠がありました・・・・。
空海さんの合掌佛です。
温度により、色が変化するものです。
お念珠と同じ、左手中指にかけ、空海さんを掌で挟み、合掌🙏
「南無大師遍照金剛」と唱えてください・・・・
そして、このチェーンがお念珠の代わりとなる・・・・と説明書に書かれてました。
裏側は、こんなん感じです。
印伝製の印鑑ケースが、ちょうどいいサイズですので、それを専用ケースにしています😊
以前、通勤時、お守り的な感じで持ち歩いてましたが、今は、家にあることが多いです😅
以上、前回のマイ経本とマイお念珠でした😊
お経やお念珠と触れ合う機会は、毎日の生活を営むのに忙しい時は、親しい方の葬儀や
法事の時くらいしかないと思います。
私もそうでした。
しかし、年を重ね、そういう機会が多くなるたび、その本来の意味、役割に興味を
持ち始めました。
それは、やはり、真剣に「弔う」という気持ちが芽生えてきた時だったと思います。
もう、言葉を交わし合うことの出来ない方々への最善の施しをしたいという想いでした。
もちろん、僧侶ではないですし、修行はしていませんから、しっかりは伝わらないかも
しれません。
しかし、その想いは、伝わると思います🙏
だったら、少しでもカッコイイほうが好きな私です (笑)
また、これらは、自分のためでなく、すべての仏様を癒すことのできるものだと思ってます。
それが出来たら最高です😊🙏
そうなりたいと思っています。
そういう気持ちでお勤めしていると、いざ、神社仏閣へお参りしても、いつの間にかよいご縁を
頂いているようにも思えます。
結果、どんな時でも、「感謝」の気持ちが大切だということですね✨
さてさて・・・・私が、お棺に入った暁には、どのお念珠を持たせてもらいましょう。。。
・・・全部かな😁
それも考えて、「石」が少ない、お念珠を『マイ念珠』にしているのです (笑)
まぁ、最後の最後は、自分のため・・・・ですねぇ😁
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました✨🙏🌈