いよいよ、今年は、還暦過ぎての第一歩の年です。
よく、社会人の時、また会社の役員ともなると決まって「年頭の挨拶」で、「今年の抱負」を
述べる場があります。
あれは、イヤだった(笑)
しかし、今年はもう自由(笑) そんな格好つけた言葉選びを発表する場はありません。
・・・ありません。ありません。。しかし、それはそれで、寂しい(笑)
今は、会社の社員を牽引する、鼓舞する言葉は、必要ないですね。。
しかし、これからの人生、やはり、抱負というか、ちょっとした決心というのは、必要かなと
社会人離れて半年ですが、少し思うようになりました。
そこで考えます。 還暦という言葉は、未だに変わることなく存在します。
人生、100年時代と言っても、「還暦」は、60歳です。 80歳に「変更」なんてなりません。
気が付けば、還暦。。。
昔は、やっとこさ、還暦まで生き延びれた。。という想いが強かったことでしょう。
しかし、現世は、気が付けば還暦です。
寿命ということでの節目は、もう少し先かもしれません。
それでも、今尚、この年を節目とするのには、訳があると思うのです。
さて、一周した人生。。最初の一歩をどうするか、何をするか。何が出来るのか。
広く浅くの考え方をモットーとする私は、単純に、『恩返し』ということが頭に浮かびました。
60年前は、恩を受けながら、育ちました。たぶん、そうだと思います(笑)
それを同じ年数、60年かけて恩返しはできませんが、得てきた知識を活用し、それをカタチに
できればと思っています。
私は、クルマが大好きです。走るのも好きで、カートレースのライセンスも取得しています。
レースを観るのも大好きです。
F-1という最高峰のレースを昨年は、全レース、ネットで観戦しました。
今、日本人ドライバーが頑張っています。
全戦終了後の彼のドキュメンタリー番組で、彼のこのシーズンでの成長記録を放送してい
ました。
初戦から好成績を残し、低姿勢でなかった彼は、その後、失敗を繰り返します。
自分の欠点をクルマのせいにします。それは、イコール、スタッフのせいだと言っているのと
変わりありません。
しかし、この高みの場所に辿り着いた人間の違いは、その愚かさに気が付くのが早い。
レース中盤戦で、「僕の走りで、スタッフに恩返しをしたい。」ということを発言しています。
それから、彼は、レースの順位でも好成績を残せるようになりました。
すごい。
まだ、21歳くらいなのに、その気持ちが湧いてくるとは。
還暦過ぎて、恩返し・・・なんて言っている自分が恥ずかしくなる(笑)
そうなんです。気が付くことが早ければ早いほど、違う結果が見れると思います。
よく、神仏には、お願いをするのでなく、「感謝」を述べなさい。または、「~します」という
意気込みを伝えなさいといいます。
・・・すがる思いの時は、そうはいきませんけどね(笑)
でも、間違っていないと思います。
要は、行動を起こすのは、自分自身。 己が動かないと何も変わりません。
私も、土壇場まで、「やりたくないなぁ~」と思うこと、たくさんありました。
しかし、終わってみれば、なんと言うこともない。。。あ~、やってよかった。。
ということ、しばしば、ありました。
大人しくて、引っ込み思案な性格だった子供のころの小学生時代の恩師へ、今は役員として
仕事をしていると報告をする機会があった時、恩師は、とても驚いたようです。
「あの子がまさか・・」(笑)
それくらい、どうしようもない子だったと思います。
そこで、頂いた、返信の手紙で、印象に残っている言葉が、・・・・・
『立場が人を育てる。』
この言葉でした。
色々と嫌なことがあったけど、後ろ向いた時もたくさんあったけど、「やれるんじゃないのかな」
とちっちゃなことから、やり始めた積極性が、カタチを変えていったと改めて感じました。
50年近く、離れていても、恩師は恩師です。ありがたいです。
今年の恩師からの年賀状では、「古希は、あっという間にすぐくるよ。」でした (笑)
ですから、しっかり、恩返しをすること忘れないようにしなさい。と言われているようにも
思います。
まずは、身近なところから。。。
両親は、もういませんから、日々のお経で弔います(笑)🙏
「子は鎹」と言われている、子供がいないのに、30年間の夫婦生活を迎える、
まずは、カミさんに恩返しですかね~。
本人には、直接言えませんが😁・・・・・ブログという世界があって、本当に良かった(笑)
そんなことで、還暦後の人生は、あらゆることに恩返しをする気持ちで過ごしていきたいと
思う今日この頃です✨
今回も最後までのお付き合い、ありがとうございました🌈