前回の高幡不動尊の空海さんの導きから、桜井識子さんの導きへとバトンタッチです😄

 

2019年の8月の「不思議体験」のあと、仕事と母の認知症介護とで、追われる日々を

過ごしてました。

2016年くらいから、認知症でも「中の上」くらいまで進行しているという診断を受け、

日増しに、母でなくなる時間を見てきました。

 

また、認知症に寄り添うことについては、別の機会にお話ししようかと思います。

 

「記憶」がハッキリと少しでも残る、「この今の時間」に、土日でお天気の良い日は、

ドライブの好きな母だったので、私が連れ出します。

カミさんは、同行しません。。時には、カミさんの存在を忘れるようになり、「他人」扱いする

時が出始めていたからです。。私と二人でのドライブデートです(笑)

 

クルマの中では、とても機嫌がよく、笑顔。。そんな時間を過ごしていました。

ケアマネジャーからも、「もっと息子さんの負担を少なくしたほうがいいですよ。」と

言われてましたが、何故か、少しでも母に「思い出」を作らせてあげたかったという気持ちが

優先していました。。母は、数時間後には忘れてしまうかもですけど(苦笑)

 

10/2には、母も大好きな、高幡不動尊へお参りし、10/27には、父が眠る墓前へお参り

ドライブも。。ま~、これは、よくある「行程」だったのです。

 

しかし、10/29の夕方、仕事終わり間近の私の携帯電話が鳴り、それは、ヘルパーさんの

責任者からでした。

共働きだったので、朝、昼、晩と母の食事のお世話をその当時、頼んでいたのですね。。

その夕刻、担当のヘルパーさんが、訪問したところ、リビングで倒れている母を発見。

救急搬送の手配中との電話の内容。

いつかは、こういう事態もあり得ると覚悟はしていましたが、まさかです。

翌日、10/30、母は、帰らぬ人となりました。。。

 

病院の霊安室から、退館する際、母に手を合わせて、自然と般若心経を唱えてました。

 

告別式の日程が、11/6に決定。

連休もあり、その式場が「祝い事」でも使用する場所でしたので、少し式まで時間が

かかることになりました。

 

もちろん、この時は既に、私は、桜井識子さんの大ファン。

いつも新刊購入は、カミさんに頼み、Amazonから入手していたのです。

 

・・・そして、この2019/11/1に手元に、届いた新刊が『死んだらどうなるの?』です。

いや~、もう、発注したことも忘れるくらい、バタバタな毎日で、それも、母の「納棺」が

11/2だったのです。

それに間に合わせたような、タイミング。

 

もう、必死に、11/1に手元に届いたその日に、「死んだらどうなるの?」を読破しました。

 

次の日の納棺の時、その書籍に書かれていたこと、参考に母にやってあげることが

できた内容・・・もう、ありがたくて、ありがたくて。。。

なんなの、このタイミング。。。と涙ものでした。。。

 

今度は、母のために「般若心経」を11/3に写経し、母の胸元に収めます。

 

11/6の告別式当日は、お天気も母の大好きな「お日様」いっぱいの良いお天気。

式場からの出棺の時は、これまた母の大好きだった、北島三郎の曲を生演奏してもらい、

母を乗せる霊柩車は外車。。白のメルセデスベンツ。。

それもAMG仕様(車好きですとわかりますね)

 

ドライブが大好きだった母でしたので、最期くらいは外車でと。。

そんなお話を式担当者にしたら、「白い車両も用意できますよ」と提案してくださり、

その提案にのったわけです。

「人と違うことをするのが好き。。派手が好き。」という気質な母でしたので、

少しは喜んでくれたかなと。。

 

本当に、あのタイミングで、手にした、桜井識子さんの書籍、「死んだらどうなるの?」。

あれがなかったら、母に対する想いも、自分自身のケジメも気持ちよく済ませることは

出来なかったと思います。

 

本当に「偶然は必然。。」

母は、父の七回忌法要を行った、その月に・・・・。

そして、大好きだった、お不動様へのお参りと、父への最後のお墓参りもその月に済ませていったのですね。。。

 

・・・はい。今回は、少し、しんみりしてしまいましたが😅桜井識子さんの導きで、ひとつの

節目を気持ちよく、迎えることができたという「偶然」のお話でした。

 

そして、空海さんに導いてもらった、「般若心経」は、父のためだけでなく、母のための

ものでもあったのです。

 

今も、その年に迎えたお誕生日の母の写真、父の写真の隣で、ニッコリ笑っています✨

二人ともピースサインしながら・・・。

 

今回も最後で、お付き合い、ありがとうございました😊🙏