喜怒哀楽の全方位を

縦横無尽に駆け抜ける日々



起承転結の「転」を欲張り

だけど

「結」することなどない日々。

あなたな

優しい人…

誰かに与えられたその肩書きを守るため

必死にあたしを飼いならす。


もっともっと飼いならして

調教してちょうだい。




今の暮らしが苦しくても

慣れすぎて変われない人たちもいる。

だめだって諦めてる。

けど、

諦めたら、負けなんだよ。

今まであたしがついた嘘と
今まであたしが言ったホント。

今まであなたがついた嘘と
今まであなたが言ったホント。

どっちが多いか怪しくなって
探すのをやめた。

自分の中の嫌いなとこと
自分の中の好きなとこ、

どっちが多いか分かってて
悲しくなった。

どうせいつかは嫌われるなら
愛した人に憎まれるなら、

そうなる前にあたしの方から
嫌ったあたしだった。

だけどいつかは誰かを求め
愛されたいとそう望むなら

そうなる前にあたしの方から
愛してみてよと

あなたがいじわるするから
あたしは思わず笑ってしまうよ。


息を止めると心があったよ。

そこを開くとあなたがいるよ。

この心臓にあなたがいて、

あなたに向けて脈を打つ。

そして

白血球、赤血球、

その他諸々の愛を

いつまでもずっと送りたいと

願っているよ。











今日も携帯電話をポッケにいれて歩くけど

待てど暮らせどあの人からの連絡はなくて

まるで寂しさを携帯しているような
あたしです。

いっそ携帯なんて
捨ててしまおうと思うけど、

電話帳にいくつもの名前が入っていて

まるで友達を携帯しているような

そんなあたしです。

ふいに携帯電話を暇つぶしがてら見ていると

あのケンカもあの約束も残っていて

まるであたしの歴史を携帯してるような

そんなこんな、あたしです。


こんなものがなければ
今日もあたしは1人だと、
今日もあなたがいないこと、
思い知らされることもなく
生きていけたんだろう

こんなものがあるから
忘れてもいいようなこと
何一つなくせずに
いつまでもずっと残ってる。

だけど

だから

これからもなくせそうもない、
忘れそうもないから
あたしはまたポッケにいれて歩いてく。


こんなものがあるから
今日もあたしは
誰かのポッケの中の携帯電話に
今日のあたしの居場所があるよ。


これがあるから
こんなものがあるから
どこかにいるあなたの
ほんの少しだとしても
あなたのポッケの中に
あたしの居場所があるんだよ。


もうわけがわかんなくなったから、
携帯の電源を切って
おやすみ。


でもやっぱり
あなたのおはようで目覚めたいから
電源を入れたまま
携帯を握ったまま
おやすみ。


だからあなたは、
毎朝
パソコンとハンカチを忘れずに持ったら
携帯を握りしめて仕事に行ってね。

携帯の中のあたしを思い出したら
おはようって言ってごらん。