人見知りおやじのカトリック信仰生活日記
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こんばんは。

前回久しぶりに更新したので、なんとか頑張って続けようと思ってます。


今回はカトリックの結婚式について書きたいと思います。




とはいえ、

私が結婚式を挙げたのは、まだ洗礼を受ける前だった

のでバリバリのカトリック信者同士のそれではなくて、


「本物の教会で結婚式を挙げたいなぁ、なんかロマンチックそうだしぃ」

と、思っているキリスト教じゃない人向けです。







「え!信者じゃなくても教会で結婚式できるの?!」


と、思ったあなた。






「安心してください。できますよ。」


すみません、流行りに乗りたかっただけです。





全てのカトリック教会でというわけではないようですが、ある程度の規模があればできるようです。
(カトリック以外の教会は全く分からないので悪しからず…)






まぁふざけるのはこの辺にしておいて、本題に移りますね。

(色々書きますが間違っているところもあるかと思いますので、ベテランの方々がいたら温かい目で見てくださいね汗)






まず、教会で結婚式を挙げたいと考えているあなた。

お目当ての教会がどの教派なのか調べてください。






日本にあるキリスト教は、大まかにカトリック、プロテスタント、正教、聖公会の4種類位あります。

カトリックというのはローマのバチカンに(いわゆる)総本山があって教皇様(ローマ法王)を
指導者とする教会です。システィーナ礼拝堂やサンピエトロ大聖堂などで有名です。

プロテスタントは実は細かい宗派の総称で(厳密には違いますが)様々な宗派があります。

正教は大昔に西方教会(カトリックやプロテスタント)と分かれた東方教会というやつでニコライ堂なんかが有名ですね。

聖公会というのはかつてイギリスの国教だった教会です。少し前の話ですがウィリアム王子とキャサリンさんの結婚式でウェストミンスター寺院などが話題となりました。





私が結婚式を挙げたのは「カトリック教会」です。
なぜなら、通っていたからです。

(上にも書きましたが、当時は洗礼は受けていませんでした。)


なので他は知りません。ごめんなさい。
カトリック以外の教会だった場合この記事は参考にならないかもしれないです。。






お目当ての教会が「カトリック教会」だったあなた、とりあえず教会に電話してみましょう。事務的な手続きや献金(結婚式の料金的なあれ…)についての詳しい説明を聞けます。




事務手続きや献金が完了し、日取りが決まったからといって、そう簡単に結婚式を挙げさせてくれないのが教会です。結婚式場ではないですからね。






教会で結婚式を挙げるためには、

「結婚講座」を受けていただく必要があるのです。






結婚講座というのはカトリックの結婚観を学ぶ勉強会の事です。


「なぜ男と女は結婚するの?」

「てか、結婚てなに??」

「そもそも愛ってなんだーー!」


的な。






この講座を受けないと教会で結婚式を上げることはできません。


なので、何度か教会に足を運んでいただく事になります。
私の教会ではリハーサルを含めて4回でした。(意外と少ない?)

「仕事の関係でどうしても無理」って方でも通信講座があるので一応大丈夫ですが、とってもいいお話しが聞けるので、パートナーの方と2人で講座に参加することをお勧めします。



もちろん結婚講座の中でカトリックへの改宗を迫られたりするような事はありませんのでご安心ください。



上にも書きましたが、「教会での結婚式」は「結婚式場」のそれと大きく違う点がいくつかあります。


聖書の一節の朗読があったり、神父様からのお言葉を頂いたりと、非常に厳粛な雰囲気の中で行われます。聖堂内での写真撮影を禁止しているところも多いようです。


結婚式は「愛し合う男女がお互いに秘跡(神様の恵みをもたらす感覚的しるし)を与え合う」神聖な儀式です。


祈りの場としての聖堂で結婚式をあげるわけですから、キャーキャーワーワーした雰囲気は一切なしです。(もちろん場所を変えての披露宴や二次会などはこの限りではありません)


そうしたことを理解した上で挙げる教会での結婚式は、(結婚講座も含めて)二人のこれまでや今後について改めて考え、お互いを思いあう上で素晴らしいものとなるはずです。


どうしようか迷っている人は一度教会に足を運んでみてはいかがでしょう。
きっと丁寧に説明してくれるはずです。


因みに私が結婚式を挙げたのは「カトリック神田教会」です。
現在も信徒としてお世話になっています。


結婚式については今後も書いていきたいと思っていますので、迷っている方の参考になれば幸いです。
次からはもう少し詳しい内容に触れていければと思います。


ではではノ
全く更新しないまま12月になってしまいました(汗

私としてはそこそこ記事書いてたつもりなのですが、見返してみると2個しか書いてねぇ。
ちょっとびっくりしました。

自分の不甲斐なさに。

前回の記事ではミサに与るところまででしたね。

最初は何をやってるか訳が分からないと思いますが、何度か通っているうちに流れはつかめるようになるので安心してください(ぇ

ミサに与ってみて、カトリックについてもっと知りたいなと思えたら入門口座に参加しましょう。



入門講座ってなんだ?

と、思ったあなたのために少し内容を書きます。



平たく言うと洗礼を受けるためのお勉強です。

カトリックの教えについてお勉強するのです。

勉強です。

勉強ですよー!



もちろん入門講座を受けたからと言って洗礼を強制されるなどということはあり得ないのでご安心ください。

裏を返せば、特別な事情でもない限り「しっかり学ばんと洗礼受けさせんぞ!」ってことなわけです。


因みに私は勉強は大好きです。

大学時代は物理学を学んでいました。

しかも、実社会では全く役に立たない分野です。

なので勉強すること自体は全く苦にならない人間です。

ただ神父様の声が大変にお優しく、お話の仕方も真にご丁寧でいらっしゃったので

何度か睡眠学習させていただきました。


内容はというと、有名な聖書の箇所「山上の垂訓」や「善きサマリヤ人のたとえ」「放蕩息子のたとえ」「ゲツセマネの祈り」はもちろん、

イエス様を動かしていた「深いあわれみ(σπλαγχνίζομαιギリシャ語ではこう書くそうです。)」などの解説や、カトリック信者としての在り方など多岐にわたります。
(教会によって多少内容は異なると思います。)

私としては、毎回非常に興味深く拝聴させていただいておりました。(睡眠学習含めて)


とりあえず参加してしまえばそれなりに楽しくやれるのが「入門講座」です。




でも、

私にはわかりますよ。

人見知りなあなたは「入門講座に参加したいです」の一言が言えないことを!


ミサの後に神父様に声をかけるなど、極度の人見知りのあなたには到底無理なはず。

ミサ後の神父様は大抵おばちゃま達に囲まれていて、そこに割って入るなどということはまず無理なわけです。


そこで、あなたに秘策を授けましょう。


ほとんどの場合ミサは午前中なので、終わったら一目散に、逃げるように、教会を出ましょう。

そして、近くのドトールでミラノサンドセットを注文してください。Aセットがおすすめです。

ドトールがなければ、ガストでも公園でも何でもいいです。

とにかく80分くらい時間をつぶせる場所に行くのです。

無事に時間を潰せたら、恐る恐る教会にもどりましょう。




なんということでしょう。

先ほどまであんなに賑やかだった教会が、人もまばらではありませんか。





時は満ちました。
神を信じて、信徒会館に行きましょう。

きっと事務員さんがお仕事をされています。

そして一言「入門講座について教えていただきたいのですが…」

と言ってみましょう。

そこからは成り行きです。

以前も書きましたが、教会というのは、午後の方が色々と捗るのです。


それさえできればもう怖いものはないのです。

大事なのは時間帯なのです。

勇気を出してぜひ頑張ってみてください。


因みに入門講座を受講しているときに、読んだ本を紹介しておきます。
講座で使ったものもありますが、個人的に買って読んだものも載せておきます。




まずは何といってもこれ。
聖書ですね。
私の場合教会に通うようになる前から結構読んでいました。

聖書 旧約続編つき - 新共同訳/日本聖書協会

¥3,348
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(旧約続編ついてないの買っちまったよって人、とりあえず新共同訳なら問題ないと思います。)



それから、カテキズム
カトリックの教えですね。これはその要約版です。

カトリック教会のカテキズム要約(コンペンディウム)/カトリック中央協議会

¥1,296
Amazon.co.jp




こんなのも読みました。
非常に面白いです。良書。

科学と宗教 (サイエンス・パレット)/丸善出版

¥1,080
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これはいまだに読み返すことが多い一冊です。

神話の力 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/早川書房

¥1,080
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それからこれも読みました笑
巷でも少し話題になっていましたかね。

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)/講談社

¥907
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他にも何冊か読みましたが、特に面白いなと思ったのはこんなもんですかね。

どなたかいい本あったら教えてくださいね。



今度はあんまり間あかないようにブログ書ければと思ってますので、よろしくお願いします!

ペヤングソース焼きそばを食べたくて、そこら中のスーパーやコンビニに行くもどこもかしこも売り切れのためなかなか食べられないでいます。

こんにちは。

教会に一度も行ったことのない人の中には、最初の一歩を踏み出すのにかなり苦労する人もいますよね。
私もその一人でした。

人見知りをこじらせている私は「教会に行ってみたいな~」と思っていてもなかなか勇気が出せずにいました。
私と同じように、「どうしよう…。どのタイミング狙えばいいんだ?最初からミサはキツイなぁ。自分人見知りだしな…。」などと考えてなかなか行動に移せない方の役に立てればと思います。

1度でも参加してしまえば2回目からは気分的に楽になるので、本当はミサに行ってみるのがベストなのですが、




「ムリムリムリ!それができれば苦労ないわ!」




という方、ミサのあと1~2時間位時間を置いてから教会に行ってみましょう。
ミサが行われている時間は教会のホームページなどに掲載されているケースが多いので、行ってみたい教会のサイトを見ればすぐに分かります。

ミサ後1~2時間経ちますと信者の皆さんもまばらになり、かといって全く人がいなくなるなんてこともない人見知りのあなたにはピッタリの状態になるのです。
人気の全くないところに恐る恐る入っていくのもきついですからね。

そして、信徒会館(聖堂の脇の方にあるであろう事務所的なたてもの)の中にいる人にこう言いましょう。



「聖堂を見学してもいいですか?」



これだけは頑張ってください。
冷汗かいても、顔がひきつってもやるしか無いです。
沢山人が集まるミサにいきなり行くよりはだいぶ楽なはずです。

うまく行けば聖堂の中を案内してくれるかもしれません。
ミサ後しばらく教会に残ってる人は、割りとベテランの方や、熱心な方が多いので(係の仕事などがあるので)対応に慣れてる場合が多いです。

聖堂内を見学できれば、あなたにとって「教会は全く知らないところ」から「ちょっと覗いて見たことがあるところ」にかわるので、ミサに参加してみる心理的な障壁が少し低くなるでしょう。
たぶん。。。
「よーしそろそろ頑張ってミサに参加するぜ!」
と、思えるようになるまで何度かこのタイミングで行ってみるもいいかもしれませんね。
そのうち顔を覚えられて「ごミサにもきてみたら~?」なんて言われるかもしれません。

まぁ、1、2回教会に行ってみればだいぶ楽になるとは思います。


さて、慣らしが終わったらいよいよミサに参加です。
開始時刻の10分前くらいに到着するのがベストだと思います。
聖堂に入ると案内係のおばちゃん(おじちゃんかも)がいるので、


あからさまにオドオドしながら「初めてです」と伝えましょう。


優しいおばさま(おじさまかも)がきっと初めてのあなたをサポートしてくれます。
それはありがたいけど緊張するからいやだ!っていうあなた。残念ながら高い確率でこのようになるのでまずは耐えましょう。
相手はおばちゃんです。殺されはしません。

到着時刻は10分前がいいというのはこの優しいおばさまとのフリートークの時間を短くするためです。
気合をいれて早く行きすぎると、フリートークの間が持たず人見知りなあなたは確実に耐えられません。
終始引きつった笑顔と冷や汗を気にすることになります。
ただ、だからといってあまりギリギリにいくのも良くないので10分前到着がベストなのです。

フリートーク(無いかもしれないけど)に耐えること10分、ゴーン・ゴーンと鐘がなりいよいよミサが始まります。

よく頑張りましたね!

ここまでくればあとはもう流されるまま、ミサが終了するまでひたすらドタバタして初日終了です。

ミサのおおまかな流れについてはまた別の回で書こうと思います。
何はともあれ人見知りの方は無理せず慣らしから始めると良いよという事です!

少しでも参考になれば嬉しいです。

それではまた!