死んでしまいたいと、私はずっと思っていました。


私を取り巻く全てに嫌気がさして、もう終わりにしようと、何度も未遂を繰り返しました。


私は高校生です。未来ある若者です。


明日いなくなってしまおうと、同じく希死念慮を抱えた友人とそう交わしました。


言い出したのは友人の方です。でも、友人はやはり無理だと、はっきりとそう言いました。


LINEでのやり取り。理由と共に送られてきた無理かもしれないという、遠回しの拒否。


なんだか失望してしまいました。


あんなに死にたかったのは私だけ。


こんなにもつらいのは私だけ。


友人は悩んでいました。


「迷っているなら辞めた方がいい。居なくなってしまったら悲しい」と、私の知らない友人に相談していたようでした。


その別の友人が悪い訳ではありません。誰も悪くはありません。


けれど私は、その相談されていた友人に、負けたような気がしてなりませんでした。


私と一緒に死にたいねと、1人は怖いと言った彼女は、私よりも仲のいい(これは憶測に過ぎませんが)その友人の意見を、あっさりとのみました。


私も1人は怖い、怖くて仕方ありません。


私は、まだ生きていなければいけないようです。