ナチスもう一つの大罪―「安楽死」とドイツ精神医学((単行本))小俣 和一郎 (著) | 夜半の月

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常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。


茨城県教育委員会委員の発言の根底に有る思想はナチスのもう一つの大罪と言えるで有ろう。此処では優秀なアーリア人の血を繁栄させる為には汚れた劣性遺伝子を排除する為に、障害者を先ずは去勢手術から始まって次に二酸化炭素中毒で殺す事から始めて大量虐殺へっ繋がる事を書かれている。これはホロコーストの予行演習でも有って、やがてホロコーストへと繋がっていく。工業生産的に人間を大量に機械的に処分する無慈悲さに怖さを覚える。
出生前診断の行き着く先を重々認識すべき事ですね。