何がしたかったのか?といえば、過去の技法で現代人を撮ってみたかった。その結果、主観だけども幕末と現代の存在感は前者が勝り、身に着けているものには時代錯誤のオーパーツ感が漂っている。それにしても不思議な気持ち。撮った記憶は確かにあるのに、さも自身にこんなご先祖様がいたかのようにも思えてくる。
最近、「家宝」ができた。何はともあれまずはそちらを見てほしい。そんな湿板画像。現在や画像はスマホでシュパパパパッと1秒で数枚撮れてしまう時代だが、この一枚に費やした時間は…なんと、4時間!今度はその制作過程を説明したい。冒頭の画像も当初はオチにするつもりだったのだけど、過程を見せるためならいくらでもつかみに使おう。
途中でさらっと出ましたが、冒頭写真の右側の人物は編集部の安藤さんでした。幕末感の逆をいく格好で「未来人」っぽい装いになってもらったが、そもそも倉庫に銀色の全身タイツがあったのだとか。いいものだ、ふつうより高いんだ、と話されていたが、お金のかけどころがデイリーポータルZらしくていい。
この過程を見ているだけでも十分おもしろいが、ペータさんのお仕事やアメリカでの撮影旅行も気になるところ。水嶋「湿板写真を撮る人は少ないって話でしたが、実のところ日本国内にどれくらいいるものですか?」ペータさん「知る限り、僕を含め三人くらいですかね」いろいろと聞いてみたい。
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