今日見た動画はこちらです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=B0_dHEaPjBg

 

上位資質をウェルビーイングにつなげるには?というテーマのシリーズの規律性(Discipline)の回。

規律性は実行力ドメインの資質です。

 

・規律性とは?

規律性の資質を上位に持つ人は、ルーティンを楽しむ。規律によって自分の世界を構築し、その世界は秩序立っている。

一貫性を愛する。

・人との関わり方

家でも会社でも優れたプランナーである。規律性上位の人が準備し、コーディネートしていると物事がよりスムーズになる。メンバーをやるべきことに集中させ、計画通りに、各自の責任範囲を確実に遂行させる。

予測ができる状態であることは、効率をよくすることに繋がる。何か問題が起きても状況を確認するのに時間がかからないから、すぐ元の状態に戻すことができる。

・幸せなときとつらいとき
幸せなときは、予測可能な状況であるとき。日々のルーティンがあるとき。自分自身のやり方を構築することができて、ウェルビーイングのための色々を一日や週のスケジュールに組み込むことができる。
つらいときは、常に変化するような状況。構造が欠如しているとき。冷静さを失って混乱する。ギアをシフトするだけでいっぱいいっぱいになる。

・どうやって他人を助けるか
規律性上位の人がチームリーダーなら、安定した体制をもたらすことができる。例えば会議をするときは、議題に忠実で、時間通りに始まり時間までに終わり、ちゃんとゴールに到達する。
規律性上位の人がメンバーの場合はチームの効率を高めることができる。タスクを期限ごとに分担させたり、メンバーそれぞれの進捗状況を把握したりできる。
私生活ではスケジュールを立てる才能がある。うまくいかなくなってきたと感じたら、1分でも、1時間でも、今の状況を振り返って把握すると、それで大丈夫になったりする。欠けているものをスケジュールに組み込むことができる。
規律性の低い人からみれば、規律性上位の人がルールや時間割や計画を作ってくれて、それに従って効率よく働けるのはありがたい。


いつも上位資質の解説をしているときに思うのですが、規律性って本当に最強の武器ですよね!貯金だって勉強だってダイエットだって、習慣にしてしまうのが成功のもと、ってよく言われていることですし…。

だからこそ、ルーティンを破る柔軟さが必要になったときや、ゴールを決めずに自由に考える時間が必要になったりしたときに困惑したり、他の人たちから厳格すぎると言われたりしてしまうかもしれません。この動画では、そういったイレギュラーが発生した場合は「それも計画のうちである」と考えるようアドバイスされています。そうすることで規律性上位の人たちは居場所を失わずにすむのです。

混乱から秩序を生み出すことができるのも規律性の役割です。予測のできない状況にはストレスを感じるかもしれませんが、そこから秩序を生み出すのはスリルと楽しさがありますし、成長することができます。

 

頻出単語

 

discipline 規律

stable 安定した

structure 構造、体制、骨組み