いま、こんな本を読んでいます



事業に失敗し2000万円の借金を抱えたコイケさんが、ある日突然シャワーヘッドから現れた、スパルタドSの宇宙さんの教えから人生を立て直し成功するまでのお話です。


グッときた宇宙さんのせりふ。


「人間の一生は、映画の中のものがたりと同じだ。決まっているエンディングに向けてプレイするのだから、ハッピーエンドを設定すれば必ずハッピーエンドになれる。人生とは、映画の中の世界をとことん楽しむことだ。困難に立ち向かったり、敵を倒したりする過程を存分に楽しむこと。」


「まずは、映画のテーマとエンディングを決めろ。そして、キャッチコピーを決めたら、エンディングに向けてその役を全力で演じろ。心配するな、途中がどんなに悲劇的なストーリーであっても、結果は決まっているんだから、安全だ。どんと構えてりゃいい。」


いま、私は崖っぷちにいます。


毎日怖くてたまらなくて、頭の中が不安でいっぱいで。


だけど、この本を読んで、私も自分の人生という映画のテーマとエンディングを決めて、全力で自分という役を演じてみようと思いました。


テーマは、もちろんラブストーリーですっ。遠く離れた2人がいろんな困難を乗り越えて結ばれるお話です❣(ざっくりすぎ)


エンディングで2人は、たくさんの人たちの温かい笑顔に囲まれる中で、見つめ合い微笑んでいます。


考えてみたら、敵も困難も出てこないラブストーリーなんて、映画として成立しないし面白くないわけです。


どんな強敵も、どんなハプニングも、映画のハッピーエンドを盛り上げるために存在しているわけです。そう思うと、崖っぷちの日々も楽しく乗り切れそうな気がしてきます。


私は映画でもドラマでも、全力で嫌な役を演じることのできる役者さんを見ると、ファンになってしまいます。


前略私の目の前に現れてくれている強敵さん、ハプニングさん、私主演の映画を盛り上げてくれて、ありがとう。


さて、映画はまだ序盤です。これからもまだまだ楽しんでいきますよ。


そろそろ家に居られなくなってきたので、今日、小さなアパートを借りました。


家電もなんにもない。貯金もスッカスカ。
だけど、今の私の心の目には、ちゃんとハッピーエンドが見えています。


ここからまた、新しい生活のスタートです。