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ニノ林(@ninorin877)さんと一緒にツイッターにてリレー小説やっています。お題は診断めーかーにて降りてきた『指切り』
現在進行形ではありますが一旦まとめますね。
私とニノ林さん、全く違うタイプの文字書きなのでそれらも楽しんでいただけたらな、と思っています。
毎回新しいお題を頂いている感覚で、結構頼んでいますよ。リレー小説。
始まりのツイートはこちら(もうすぐ私のアカウントも鍵かけます|別窓)
ニノ林さん@ninorin877 ⇒ COLLAR
κ𝕒𝕟𝕒-и@______XIN ⇒ COLLAR
@ninorin877 2020.02.26 6:45
「指切りげんまん、嘘ついたら俺のミルクのーますっ!」
「えっ、なんだよ、お前!」
「だからニノちゃん、約束。わかるよね?」
なんで俺はこんな約束してしまったんだろう。数時間後、俺は後悔することになる。
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 19:59
さほど延長時間もなく無事収録を終えた午後、早々に放送局を後にしようとした和也の手首が突然グンと強い何かに引っ張られ、和也は思わず「わ」と小さな声を上げた。それとほぼ同時に、弾かれたように振り返る。視線の先には、いつ後ろにいたのだろう。にっこりと微笑む雅紀の笑顔があった。
@______XIN 2020.02.28 20:00
「な、」
「破るの、早いんだから」
一瞬、何の事を言っているのだろうと思う。しかし次の瞬間には何かを理解したように和也は息を呑んだ。ヴン、と寂しげに開く自動扉から、突き刺すような風の寒さを感じながら。
⇒
@ninorin877 2020.02.28 20:28
「俺のプレゼントした下着、なんで履いてないの?」
「……!!!」
「誕生日にもらったものは絶対に使うって言うから、せっかくニノちゃんが似合いそうなもの選んで、プレゼントしたんだよ?指切りまでしたのに……」
な、なんでわかったんだ⁈
ってか、あんなもの履けるかってんだ!!
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 20:43
開いたり、閉じたり。ヴンヴンと唸る自動扉にすらなんだか責められているような気持ちになってくる。和也は無意識に乾いた唇を舐めると、でも、と言葉を続けた。
「でも、くれたのも約束したのも相葉さんが勝手に…」
「ニノちゃん」
「とにかく今日は帰ってまた今度履い…」
「ニーノーちゃん?」
⇒
@ninorin877 2020.02.28 20:57
「オトコに、二言は?」
「……ない……です」
「はい!ってことで、これからニノちゃん家に行きましょう!」
「えっ、まっ……や、まって!」
雅紀は和也の細い腕を掴むと、自動ドアを抜けて外に出る。ちょうどマネージャーが運転する送迎用の車が到着し、そのまま和也と一緒に乗り込んだ。
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 21:10
狭い後部座席。
知らぬ存ぜぬを貫き運転するマネージャーの背後で、和也の左人差し指だけ撫でたり脇腹を突いてみたり、突然耳たぶを摘まんできた雅紀の奇行はあえて省略しておこう。
ぐったりと疲れたように車内のガラスに張り付いた和也の目に入り込んできたのは、城ともいえる我がマンションだった。
@______XIN 2020.02.28 21:10
―― ああ、なんだか魔王の城に見える。
⇒
@ninorin877 2020.02.28 21:21
「着いたね。さ、行こう」
不敵に笑う雅紀の顔が、今までで1番変態で、カッコイイ……から、困る。
そう心の中で独りごちた和也は、乱れた衣服を整えると、マネージャーへの挨拶もそこそこに、雅紀に引き摺られるようにして、「魔王の城」へと入っていく。
「二宮さん、ご愁傷さま(笑)」
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 21:38
まるで自分の家に帰ってきたかのように慣れた動きで、雅紀は和也の住居へと向かう。そしていざ重厚な扉のドアノブを掴んだところで、和也は思わず足を止めた。突然、何とも言えぬ不安に襲われたからだ。
「ねぇ、やっぱさ…」
その不安は雅紀への恐怖なのか、それとも堕ちてしまう事への恐怖なのか。
@______XIN 2020.02.28 21:38
親と離れたの子犬のような瞳でじっと見詰めてくる和也に対し、雅紀はやんわりと瞳を細めた。口元がゆるりと弧を描く。そしてその笑みを崩さぬまま勢いよく扉を開くと、それとほぼ同時に、グン、と強く細い手首を引いた。
「ぅわっ」
@______XIN 2020.02.28 21:38
雅紀の笑みに一瞬気を緩めた和也の体はあまりに軽く、あっという間に扉の奥へと飲み込まれてしまった。
⇒
@ninorin877 2020.02.28 22:01
「相葉さん、痛いってば!もう、強引なんだから!」
「ニノちゃん、どこに隠したの?」
「……な、なにを……」
「とぼけないの!着てくれるって約束した下着だよ?けっこう高かったんだから!で、どこ?」
「……」
「わかった!寝室ね?」
「ちょっ、まっ、勝手に入っ……」
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 22:13
何の躊躇いもなく歩く雅紀の揺れる茶髪を見上げつつ、和也は半ば引き摺られるような形で寝室へと連れ込まれた。
寝室は、二人が姿を現して間もなくやんわりと室内灯を照らし暖かく迎え入れてくれる。灯りが付けば、オフホワイトで統一されたシンプルな部屋が姿を現した。
@______XIN 2020.02.28 22:13
ベッドの上には乱れたブランケットが広がっている。
⇒
@ninorin877 2020.02.28 22:24
「ニノちゃん、また今日も寝坊したんでしょ?ふふふ」
相葉さんは鈍感そうに見えて、プライベートでは意外と鋭い。かなり癪だが、いつも見透かされてしまうのだ。
「で、クローゼットの中かな?……あ、やっぱり!」
「はい、これ、約束通り、着てみてよ?」
「……えっ、いまここで?!」
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 22:35
『天然の相葉ちゃん』からは想像もつかない目敏さで、奥の奥にこっそり隠していたはずの小さな紙袋を引っ掴むと、雅紀は中腰のままにこりと屈託のない笑みを見せてきた。
それに対し和也はつい引き攣った笑みを返すものの、はたと瞳を瞬かせる。
「てことは、それ着たら約束は守った事になるよね」
⇒
@ninorin877 2020.02.28 22:40
「ニノちゃん、こっちの方の下着だからね!」
や、やっぱり、逃げきれなかったか。
「そ、それって女性の……」
「違うんだよ、ニノちゃん。男性用のブラっていうの。ほらこの前、乳首開発しすぎて痛いって怒ってたでしょ?だから保護してくれるやつ買ったの!まーくんてば優しいでしょ?」
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 23:06
メンバーからの贈り物は心躍るものだ。ましてや相手が雅紀だからこそ、和也は純粋に喜んだ。貰った当時はあまりの嬉しさに、自宅に着くまで封を開ける事を我慢していたほど。
そしてウキウキと開封し、一人項垂れた。
ブランドのロゴが刻まれた紙袋の中には、明らかに女性用下着が入っていたのだから。
@______XIN 2020.02.28 23:08
ぺらぺらのサテン生地に黒いレースがあしらわれていて。一瞬だけ広げてみたが明らかに上下が揃った、女性用下着だった。はずなのだが。
「だ、男性用…?」
引き攣った笑みのまま小首を傾ぐ。そのまま一歩後退りすると、愛用しているベッドに膝裏が当たり、崩れるようにベッドの上へと座り込んだ。
⇒
@ninorin877 2020.02.28 23:20
「とりあえず、ニノちゃん、脱ごうか?それとも自分で着てくる?」
ニヤニヤ笑う姿は確かに、キモい。
でも、嫌いになれないんだ、コイツのこと。
「わっ、わかったから!!着るから……う、上も。もう、恥ずかしいから部屋出て!」
雅紀の胸をドン通すと、ニヤニヤした笑いのまま出ていった。
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 23:24
ぱたん。と静かに閉まる寝室の扉をじっと見据えた後、大きな溜息を一つ。かくんと項垂れた太股の上には先程強引に押し付けられた紙袋が健気に口を開いていた。
―― まぁ、これを着れば約束は守られたことになるだろう。
そう思考を切り替えた所で上着の裾を掴み、捲り上げた時だった。
⇒
@ninorin877 2020.02.28 23:39
「相葉さん!覗き見はやめてください!」
「あ、見つかっちゃった。ゴメンゴメン」
「着るのやめますよ?」
「あっ、閉めるから、わかったから」
全く油断も隙もありゃしない。
再びドアが閉まった音を確認すると、上着を脱いで、下着を取り出す。
うわっ、なんだこれ……予想以上に恥ずかしい
@ninorin877 2020.02.28 23:44
俺としたことが……甘く見てた。
当ててみると、胸の突起だけを覆う三角の布が、コンプレックスでもある俺の白い肌に乗っかって……は、裸より恥ずかしい。
男なのに……男のくせに……乳首隠すって、なんだよ、全く!
そして、下のパンツがまた、想像を絶する卑猥なものだった。
↓↓↓
@______XIN 2020.02.28 23:57
「なん…っ、これ」
絶句とはこういう事をいうのだろう。
セットアップの下の方、いわゆる『パンツ』を広げた和也は、堪らず口元に手を当てて声を押し殺した。
この下着、広げるまで知らなかったが臀部の部分が大きくぽっかりと開いているではないか。守っているのは前方のみで、後ろはほぼ丸出しだ。
@______XIN 2020.02.28 23:57
「これ、ほんとに」
男物か?というか、なんでこんなのがあるんだ?そんでなんで相葉さんこんなの知ってんの?マジでこんなの着なきゃダメなの?
なんて、悶々と怪しい下着を握り締めつつ悩んでいれば、また時は過ぎるもので。
@______XIN 2020.02.28 23:57
「入るよー」
「あっ、待っ…」
そう告げた時には時すでに遅く、上半身のみ裸の状態で新品の下着を握り締めた姿のまま、和也はせっかちな雅紀を迎え入れた。
雅紀は、あはは、と愛らしく笑う。
「なんだぁ、やっぱ俺に着せてほしかったんだ」
⇒
@ninorin877 2020.02.29 0:01
「お、お前よくこんな下着買えたな!恥ずかしくないのかよ!」
恥ずかしさから思わず大きな声が出てしまう。
「ちゃんと翔ちゃんに教えてもらった通販サイトで買ったよ?スーパーアイドル相葉ちゃんですもの!それより、ほら!」
後ろにまわると、メンズブラというものを馴れた様子で付けていく。
@ninorin877 2020.02.29 0:06
「や、やだ!やだって!」
「暴れないで?ほら、耳舐めちゃうよ?……ペロッ」
「ひゃぁっ!」
思わぬ刺激で体が固まってしまった隙に、ジーンズと下着を素早く脱がされる。
「はい、できあがり!……ってか、ヤバいっ!ニノちゃんか~わいっ!鼻血でそうー!!!」
↓↓↓
@______XIN 2020.02.29 0:18
人に妙な下着を着せつつ、さりげなく雅紀もベッドの上へと体を預けてくる。これも彼の天然なのか、はたまた計算か。20年以上の付き合いながらいまだに和也はそこまで読むことができず、戸惑っている間に得も言われぬ姿へと変えられてしまった。
完全に女性用下着をつけた変態の出来上がりである。
@______XIN 2020.02.29 0:19
和也の部屋は空調が自動で作動するため寒くはないのだが、それでも乱れたブランケットを引っ掴むと反射的に晒された躯を覆い隠すように抱き締め、縮こまった。
顎を引いたまま、じ、と長い指を伸ばしてくる雅紀を見上げる。
「…着たから、ゆびきりは」
なしだよな。と伝える様に小首を傾ぎ、笑う。
⇒
@ninorin877 2020.02.29 0:27
「ニノちゃん?そんな可愛い顔してもだめだよ(笑) ほら、立って?ちゃんと見せて?」
「やだっ……て!あっ、んんっ!」
ブランケットを剥がされ、また強引に立たせられる。
「もしかしてニノちゃん、勃ってる?! エッチな下着つけて、興奮しちゃった?ほら、前が窮屈そうにパンパン!」
↓↓↓
@______XIN 2020.02.29 0:36
取り上げられたブランケットに向けて伸ばした腕は軽く捉えられ、その腕を強く引っ張り上げられることで強引にベッドの上で両膝立ちになる。
その状態で己の下肢を見るや否や、雅紀は嬉しそうに声を弾ませた。
そんな彼に対し、和也は羞恥を隠すように下唇を甘噛みする。
耳の裏が焼けるように熱い。
@______XIN 2020.02.29 0:37
「もう、約束守ったから」
「これさ、知ってる?オープンバックっていうんだって」
「ッ、触んなって」
にやにやと厭らしい笑みを浮かべつつ、雅紀の大きな手が晒された和也の両尻を撫であげる。それに対し和也は逃げようとするも、ぐっと強い力で両手首を掴み上げられうまく逃げる事すらできない。
⇒
@ninorin877 2020.02.29 6:25
「んんっ……ひっ!」
和也のきめ細か肌を、雅紀の骨ばった指がすべり、お尻の割れ目をツーッと撫でると、敏感な和也は腰を揺らす。
「相変わらず敏感だね、ニノちゃん。感じで来ちゃった?ね、後ろ見せて?」
膝立ちのままの無防備な後ろにまわると、雅紀は感嘆の声を上げる。うわっ、えろ……。
@ninorin877 2020.02.29 6:30
耳どころか顔全体まで赤くし、羞恥に震える姿が艶めかしい。元々水分が多めの瞳が、さらにら涙を蓄える。
「ニノちゃん、そのまま振り返って?……(ピピッ)」
「や、やめっ、撮んなやーっ!」
「いいじゃん、記念、きねん。お、イイね、その角度。ブラも見えていい感じじゃん」
↓↓↓
@______XIN 2020.03.02 22:25
無骨な長い指で掴んでいる携帯電話の画面には、膝立ちで背を向けつつも腰をひねり此方を見遣る。まるで青年誌の女優のようなポージングをする和也の姿が大きく映されている。
どうせなら動画も撮ろうかな。そう思案した時だった。
一瞬和也から目を離した瞬間、雅紀はドンと強い力を肩に感じた。
@______XIN 2020.03.02 22:25
途端に天井がくるりと反転する。
カメラを切り替えたとほぼ同時に、画面の中の和也が大きく此方へと飛び掛かってきたのだ。
先程までは手首を掴み上げる事で彼を拘束していたが、いつの間にか写真を撮る事に夢中でその拘束を解いてしまっていたようで。
@______XIN 2020.03.02 22:25
気付けば和也に押し倒されるような形で、雅紀はベッドの上へと仰向けになった。
そのままカシャリとシャッター音を鳴らす。
「なっ…」
「ふふ、」
画面の中には、顔を赤らめつつも眉を寄せる可愛らしい和也が保存され、雅紀は思わず「かわいー」と笑った。
⇒
2020.03.03 21:00 現在進行形ですがアメブロだとR指定の制限かかってしまうのでここまでにしています。
代わりにpixivで軽くまとめたものを公開しました。作品はこちら⇒pinky swear (別窓)
舞駕家作品 2つ公開しました。
CP指定なし(ほんのり磁石?)
happiness | https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12054475
三郎×四郎(にのあい)
Pūnaewele Spider | https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12072229
舞駕家が人気なのは知っていたけれど、マイガールのPV自体2回くらいしか見たことなかったにわかなので手出ししませんでした。
が、今回友人の推しもあり書いてみました。
書いてみて思った。
世界観が限られているからこそ、すごくネタが豊富(自由)だなと。
あとはみんなの世界観が壊れぬようドキドキするだけです。
#シロちゃん可愛い
言葉というものは目に見えない分、その鋭く尖った鋭利さもわからないしどれだけ相手に刺さるかもわからない。皮肉なことに言葉を発した人間すら、それがどれだけ醜く鋭いものかもわからない事が多いのだ。
そしてその言葉によってつけられた傷がどれだけ深いのかは、実際傷をつけられた本人にしかわからない。
いや、本人すらわからないほど、深く深い消えない傷となって心を抉り、じわじわと壊していくのかもしれない。
***
「……凄い事になってますね。トレンドも」
じっと手元のスマートフォンの画面を見詰めたまま、専属のマネージャーがそう呟いた。
その発言に雅紀は軽く首を傾ぐ。
「トレンド?なんの?服?」
「いやいや」
マネージャーは困ったように眉を寄せて苦笑を漏らすと、手首をくるりと返すことで雅紀にも見えやすいようスマートフォンの画面を見せてきた。
その画面を見た雅紀の眉が、一瞬険しくなる。
――― 裏切られた がっかりした 最低 ――
画面いっぱいに広げられる、そんな罵詈雑言の羅列。
信じられない事にその言葉の槍の対象は全て、一人の人物に絞られていた。
「な、ん…」
雅紀は慌ててマネージャーのスマートフォンを手に取ると、慣れない手つきで画面をスライドさせていく。
しかし全ての言葉を追う暇もないほど、罵倒や嘆きはどんどんと数を増やしていった。
中には自分を持ち上げてその対象人物を否定する『僕のファン』もいる。
「……、発表後からずっとこんな感じなんですよ」
マネージャーは軽く首を横に振りつつ、雅紀の手元にある画面を見下ろした。
画面は、動きを止めている。
その画面の中央に映っていたのは、『切り刻まれた写真』や『壊されたグッズ』の投稿画像だった。
その画面をじっと見詰めたまま動かない雅紀に気付いたマネージャーは、慌てて手を伸ばすと少しだけ強引にスマートフォンを奪い取った。
その手の動きを追うように、雅紀が此方を振り返る。
じっと見詰めてくる瞳は、いつもよりキラキラと照明の光を反射しているようだった。
「……これ、ニノちゃんは?」
「二宮さんはいつも通りでした、けど」
雅紀は大きく息を吐くと、ぐっと下唇に歯を立てた。
***
―― ガタン、と乱暴な音を立てて楽屋の扉が開かれる。
その音に驚いたようにビクっと肩を大きく震わせると、和也は慌てて手にしていたスマートフォンを背の後ろに隠し、振り返った。
そして強張っていた肩が、溜息と共にゆっくりと力抜けていく。
「びっ…くりしたぁ~…。なに、どしたの?」
いつもと変わらない、いや、いつもより柔らかな笑みを浮かべ和也は小首を傾げ問い掛けた。
問い掛けた先には、楽屋の扉を大きく開けたまま神妙な面持ちをしてこちらを見据えている雅紀がいる。
緩い笑みを浮かべる和也とは対照的に雅紀は軽く眉を寄せ唇を引き結ぶと、ずんずんと大股で楽屋内に入り一瞬にして着座する和也との距離を詰めた。
「えっ?ちょ」
突然迫りくる雅紀に動揺するように、和也は思わず小さな椅子の上でたじろいだ。
そして、やけに難しい表情を浮かべて此方を見下ろしてくる雅紀を見上げ、眉を寄せ、下手糞に笑う。
「なんか怖いよ、相葉さ…」
刹那、己の体よりも一回りガタイの良い雅紀の腕に、和也はぎゅっと抱き締められた。
和也は一瞬何が起こったのか理解できなかったのだろう、いつもの冗談も皮肉も出さぬままただ瞳をぱちぱちと瞬かせた。
わかるのは、触れている部分がやけに熱い事と、硬い腕に抱き締められて少し痛い事だけ。
「な、に」
ようやく絞り出されたような言葉に反応するよう、雅紀はさらにぎゅっと強く抱きしめ和也の肩に顔を埋めてきた。そしてそのまま、小さくこう呟いた。
「………うん、…勝てるおまじない」
耳元で聞こえた親友の小さな声に、和也の瞳が僅かに細められる。
そのまま瞼を伏せると、和也も同じように雅紀の胸元に鼻の頭を押し付けた。
優しい香りがする。
安心する。
「……この後の、VSで?」
「…………、………そう。絶対…、絶対負けないっていう、おまじない」
「……そっか…」
和也は背に隠していたスマートフォンから手を離すと、自由になったその手をそっと雅紀の背に添えさせた。
ぎゅっと彼のシャツを掴み、小さく乾いた音が立つ。
「……こんなんでさ、勝てるかなぁ…」
「勝てるよ、俺たちなら」
先程よりも少し大きな雅紀の声に、和也は思わず口を紡いだ。
そのまま、震えているのか俯いているのかもわからないような頷きを一つ、返す。
背に置き座られたスマートフォンの画面は、いつの間にか消えていた。
end.
昨日のVSのニノの目元見てそんな妄想してた、ごめんニノ
タイトル、毎回日付のドット(.)を入れているかどうかを忘れる(確認する真面目さはない)
普段はあまりここまでチェックしないんだけど、ニノが人妻になってからはコンサートレポをできるだけチェックした。札幌公演。
11/14 札幌公演 初日
・トレーナーに腰を掴まれて腕立てをやるニノ
・紅白司会の話からいちゃつくにのあい
・トラメのUB、相葉さんが後ろからニノを抱き締める
11/15 札幌公演 2日目
・ニノと一緒にお風呂に入った際、ニノに4つに割れた腹筋を見せてもらったことを報告する相葉さん
・ステゴでニノの頬を撫でる相葉さん
・トラメUBはお姫様抱っこ
・松潤より相葉雅紀をパトロールする二宮和也(相葉談)
・相葉さんのシャラシャラポンを気に入る嵐のメンバー
・最後の挨拶で噛む相葉さん。それを真似るニノ
・もちろん(.゚ー゚)「しゃらしゃらぽん」も真似る
11/16 札幌公演 ファイナル
・アオゾラペダルで「せーの」を客席ではなくニノに向ける相葉さん
・再びパトロール話。「彼は俺の事が大好きなんだよね!俺がミスするのが!」
・5つに割れたニノの腹筋。おへそのところが1パック
・トラメUBでまたニノを後ろから抱き締める相葉さん
やたら相葉さんが『トラメUBで後ろからニノちゃんを抱き締めてた!!』が目立ってたけど
これってつまり、
(‘◇‘) 「プライベートは譲っても嵐のニノちゃんは俺のもんだからね。ここ(ステージ上)は俺のだから。譲んない」
をアピールしてる相葉さんでよろしい?
というかそうとしか取れん( ^ω^)
相葉さんが嵐に居て、ニノの傍に居てくれて本当に良かったって思う。
甘えられる相手がニノの傍に居て本当に良かった。
相葉さん、頼む。
弱音を吐かず顔に出そうとしないニノを、これからも守り続けてあげてください。
にのあい…尊い…。

札幌……、(最後)なわけだけど。言わない方がいいよ。俺は言わないよ。OPで言っちゃったけど(笑)
俺はそうじゃないと思ってる。
今日札幌……、とは思ってないです。
またこうやって集まれるように嵐が帰ってくる場所を預ける……守っていただけるように。
サクライはションではなくショウですが、この作品はフィクションであり実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
今回の小説で一番お気に入りの部分は、この時効警察形式のキャプションだったりします。
YAMADA | κana-и #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11847360 #末ズ
これ、絶対前回のにのあいより伸びるはず。
だって書きやすかったもん。さくさく文章が出てきて一日足らずで書き終えたもん(こんな日に…)
その分すごく読みやすいと思うんだよね。
私はやっぱこないだのにのあいみたいなメンタル揺さぶられる純愛よりこういうちょっと楽~な話の方が書きやすいんだろうな。
ツイでも書いたけど、本当はもう少し小ネタ挟みたかったんだよね。
ネットで萌えるシチュってのを調べてて、それを基準に書いてたので。
―― ピピピピ ピピピピ
「うー……なに…、もう朝…」
―― ピピピピ ピピピピ
「るさ……スマホ……(ごそごそ」
―― ピピピピ ピ
「んんー…っ、あー…8時43分…」
「……なに……、もう行く時間…?」
「んー、もう少しでね…、悪い、起こしちゃったね。ふぁ~」
「ふぁ…。ねっむ……」
「昨日遅かったからね…、あー…仕事行きたくねぇ~~(ごろごろ」
「行かせたくねぇ~(ぎゅうぅ」
みたいなね。
「ねぇニノちゃんニノちゃん」
「ん?」
「こないだね、うちのラジオにすごいメールが着たの。さすがに読まなかったんだけどさ、内容が衝撃的すぎてね」
「うん」
「あまりにやばくて俺覚えちゃってんだけど」
「なに?『実は私は相葉さんの秘密を知ってます』みたいな?」
「違う違う、あーでもちょっと似てるかな?似てないかな?違うけどそうかも」
「はは、何それ。俺にもわかるように説明してくれます?」
「ふふ、あのね、『相葉ちゃんとニノは前はチューとかしてましたよね。それってフレンチだけですか?』」
「ぶっ」
「『ディープキスは未経験ですか?』って」
「っくくく…なにそれ」
「ね!やばいでしょ!すごくない?」
「やばいね。やばいしすごい。そういう事考えたりするんだ」
「ねー。ディープキスだって。俺とニノがだよ」
「舌入れて、ね。いやいや、あはは、無理無理考えらんない」
「俺も考えらんないからさ、ちょっとやってみない?」
「は?」
ってのが読みたい。
the line. | κana-и #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11807695
没 ⇒ dismiss 02 | κana-и #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11808911






