日本語教師を始めて、
初めての担任を任されて約2か月。
学生との面談や進路指導などもあり
久しぶりにいろいろな大学のHPを見ています。
「日本の大学で勉強したい」
「日本の会社で働きたい」
学生の夢はそれぞれ大きく膨らみますが
日本語の学習はなかなか前へ進みません。
ここへきて
「慣れ」なのか「飽き」なのか、だら~っとした空気が漂い
母国語での私語や携帯いじりが増えました。
クラスには大学進学を考えて必死に勉強している学生もいます。
その学生の邪魔になってはいけないので
注意しますが、反省するのは一瞬。
大きな声で注意をしてダメなら
クラスが静かになるまで無言で待つ…など
こちらもあれこれ考えてクラスをコントロールしますが
年齢が近いっていうのはこういう時難しいですね。
日本人同士でも相手の意図を汲み取るのが難しい時があるのに
言葉も文化も違う相手ならなおさら難しいです。
「なぜそこまで先生は厳しく私たちに言うんだろう?」と
思ってるのかもしれません。
どうして習った文型と場面設定を細かく説明して
TPOに合った言葉で話せるように何度も練習するのか
どうして一音一句ミスなく聞き取れるまで練習するのか
どうして注意した理由を考えさせるのか
大学で友達同士の会話がわかるように
レポートを書く時にパソコンですらすらと日本語が入力できるように
会社員になったときTPOに合った言葉が使えるように
議事録がきちんと書けるように
どうして自分が注意されたか冷静に考えられるように
文化や習慣の違いを受け止められるように
卒業後、学生達が困らないように
今私ができることをしてあげたいと思っています。
そして
日本へ来て良かったと思ってほしい
日本での生活を満喫してほしい
自分自身が感じた「日本」を母国にも伝えてほしい
担任は嫌われ役です。
でも「あんな先生いたなぁ」と印象に残ればいいです。
日本での思い出の片隅に、ちょこんと。
みんなの記憶の中に長く長く居座れたら、それでいいです。
