ランニングシューズも来るところまで来て、アディダスが発表した新モデル「アディダス バスケットシューズ」では「技術はどこまで許されるのか?」が議論を呼びそうな気配ですよ。
ランニングシューズは「クッション最小限にしてフォームをきれいにする」という考えの人もいれば、競技に勝つこと優先の人もいますが、Energy BOOSTはずばり後者。良過ぎるぐらい良くできているんです。
Energy Runningでアディダス クレイジーライトは2つの新技術を装備しました。ひとつ目は「Spring Blade」というもの(脚を蹴り上げて伸ばすとバネが元に戻る。ガゼルの走りをベースに開発)。ふたつ目は「Boost」という素材で、これは1年前から業界のスタンダートとなっているEVAミッドソールに代わるものです。
EVAは今市場に出回るランニングシューズの「90~95%に入ってる」(アディダス)んですけど、Boostは「反発力(energy return)が強くて快適」。反発力と快適性という相容れない2つの要素を融合させた初のシューズであり、大きなブレークスルーだ、とアディダスは話しています。
要するにびょんびょんよく飛ぶadidas バスケット、兎みたいに楽勝で走れるシューズってことですね。
