
監督:ラウル・ペック
2017年/フランス・ドイツ・ベルギー合作/118分/カラー
アウグスト・ディール/シュテファン/コナルスケ/ヴィッキー・クリープス/ハンナ・スティール 他
ラウル・ペック監督ってどこかで聞いたことあるなぁ、と思ったら、山形国際ドキュメンタリー映画祭で受賞した監督さんでした。残念ならがら、その時の受賞作品『私はあなたのニグロではない』を私は観ていないのですが。
ドキュメンタリー映画も劇映画も作れちゃうって凄い❕
さて、マルクスとエンゲルスが出会い、共産党宣言を出版するまでの話になります。
共産党宣言、えぇ、23だかそこらの時に読みました。
読めはしましたが…。あんまり理解出来なかった、と言うのは語弊がありますかね。あんまりピンと来なかった記憶があります。『へー…』で終わっちゃいました😰
ちなみに今回、資本論も手にとってみましたが、数ページでそっと閉じました…💦。
そんなこんなんで、ちょっと観る前から苦手意識があった映画でした。
映画はどちらかと言うと、マルクスの日常がメイン。人間ドラマが主軸でしたので、私のようなマルクスにあまり詳しくない人には、ハードルが低くて助かりました。
むしろマルクスの野心剥き出しが面白い。相手を皮肉まじりに攻撃したり、真っ向から叩き潰してみたり。
友達になれば心強いですけど、敵に回したらやっかいな人物ですな。
まぁ、議論のシーンが多くなるのは仕方ないですね。私なんかは、お互いの主張がぶつかり合うシーンはとても楽しかったです❗
こうやって思想は研ぎ澄まされていくんでしょう。にしても、さぞかし日本語訳は大変だったと思ういます。普通にドイツ語、フランス語、英語入り交じってるし。
なんなの、向こうの役者さんはあんなに他の言語ペラペラなもんなの?????
この作品、と言うよりは『ラウル・ペック』と言う人に興味を持ちました。
ハイチ出身だと言うこと(パンフレットにも、『これはある意味皮肉』だと述べている)、役者のオーディションする時のこだわり(長いインタビューをして役者の私生活を聞き出し、リアルな部分を映画に取り入れる等)、中々面白そうな監督さんです。