
マチェイ・ドルィガス監督/2010年/ポーランド映画/56分/白黒/ドキュメンタリー
アンジェイ・ワイダ監督の『ワレサ 連帯の男』公開記念の特別上映ですが、単体でも観られます。
ポーランドの社会主義政権下(1945~89)で行われていた検閲を、証言や資料などを元に再現してあるものです。
検閲のシーンは、この映画の為に検証され撮影されたとか。
取り上げられた手紙は大半が一般市民のものです。
物流の不足、物価高、大統領への嘆願書、前線の兵隊からの家族への知らせ。。。
機密文書などもありました。
残って、この映画に出てくると言うことは、検閲に引っ掛かり、コピーされたものなんでしょう。
証拠として写真におさめるシーンもありましたし。
私にとって、検閲は戦前~戦中のイメージしかありません。
しかし、ポーランドでは30年前まで行われており、どこかの国では今も行われていると思われます。
…その事が静かにぞっとさせられました。