■トイプードル・シャオロンのまんが日記 -4ページ目

2020年12月13日㈰ シャオロンが永眠いたしました

こちらからアメブロパート2、さらにライブドアブログに移動してからずっと更新しておりませんでしたが(現在はインスタに移動していました)アメブロ時代から読んで下さっていた読者さんが探してインスタたどり着いてくださったりしていたのでこちらも更新することにいたしました。

大変ご無沙汰しておりました。

皆さんにお知らせがございます。

2020年 12月13日(日)シャオロンが永眠いたしました。
16歳と8ヶ月でした。

(写真も少しありますので辛い方は読まないで下さいね。自分の記憶を残しておきたいので書かせていただきます。アメブロのほうにも同じ記事をアップする予定です)


12月13日の夜、
いつものようにシャオロンを私の足の間に挟んでシリンジでごはんをあげている途中に突然シャオロンの頭がガクン、と下がりました。

慌てて抱きあげた瞬間、
いつもと違うのは身体のぐにゃっとした感触でわかりました。

ごはんが詰まったんだ!と思ってパニックになって口の中に手を突っ込んで見ても何も詰まってない、しかも自分の手が震えて定まらない。

腕の中で目をひらいたままどんどん全身の力が抜けていくシャーに焦るばかりで
どうしていいかわからず、バカみたいにシャーの名前を叫んで号泣しながら
まだかすかに音がする心臓を揉んでみたり口に息を入れてみたり・・。

でもみるみる心臓の音が消えていく。

ただ号泣するしかありませんでした。
何をしてもシャオロンは戻って来てくれませんでした。


取り乱したまま、そうだこのあとどうしていいか近くの友達に聞かなくちゃ、
と思い直してパリスのママに電話すると「すぐ行く!」と来てくれました。

ブログを見てくださっていた方はよくご存知のトリマーのヨッチーも
「もしなにかあったときは夜中でもいいからすぐ連絡して下さい」
と言ってくれていたのを思い出して電話したらすぐ駆けつけてくれました。


この時「救急病院に行く」という選択肢は自分の中にはありませんでした。
心臓が止まってしまっているのは一目瞭然で、
万が一蘇生できたとしてもまたつらい思いをさせてしまうことは目に見えていたので延命処置する気はありませんでした。

自分が泣いてる間に他の友人にも連絡してくれたようで
東京の友達も遅くに駆けつけてくれてただただ泣く自分を横に、テキパキと氷を買ってきてくれたりコーヒーを買ってきてくれたり葬儀社を調べてくれたり・・。

シャーはおだやかな顔で普通に寝てるみたいでまた起きるんじゃないかな・・なんて思いながらボンヤリ眺めていました。

一段落してやっと落ち着いてきたら
今度は私が具合が悪くなって朝まで吐き続けて、パリスママが一晩一緒にいてくれたおかげでなんとか持ち直し、翌昼には病院に行って薬をもらって復活できました。

もう一日シャーと一緒にいたかったので葬儀は15日に決定。

翌朝14日も友達が代わる代わる差し入れを持ってきてくれたりお花を持ってきてくれたりして
一人でいる時間がほぼゼロだったのでやっと笑いも出たりしてかなり救われました。


葬儀の日は寒い予報でしたがいいお天気のあったかい日で、
「シャーくんさすが持ってるね〜」なんて言われながら向かいました。

ここにも友達がお花をたくさん持ってきてくれて
シャーサイズの小さい棺に入ってたんですが葬儀場の方が

「お花が全部入るように大きい棺に替えましょうね」

と大きいのに替えてくれて頂いたお花を全部入れたらお花畑に埋もれてとっても可愛かったです。
可愛く飾られたシャオロンの写真を撮ろうとすると
窓から光が差し込んできて明るく照らしてくれて、写真もきれいに撮れました。

さすがシャーです。




シャーちゃん王子様みたいだねえ。

お花がこんなに似合うってすごいね。




一人じゃ寂しいだろうとラッコさんをお供に入れました。
みんなにこんなに見送られてお花いっぱいでシャーらしい幸せな旅立ちだなあって思いました。

一人でやらなくちゃと思ってたのでみんなが家に来てくれるなんて思ってなかったし
まさかわんこのお葬式にこんなにたくさんの友達が見送りに来てくれるなんて
ありがたいなあ・・・シャオロンすごいなあ・・・。



そして・・

シャオロンは龍の背中に乗って元の場所へ帰って行きました。



ペンダントには尻尾と歯と爪の骨を入れてもらいました。
今も毎日ぶら下げています。




助けてくれた友達全員シャーが繋いでくれたご縁。
友達のありがたみを痛感しまくった3日間でした。
みんな本当にありがとね。



さて・・

ねえシャーちゃん。

シャーちゃんは本当にすごい子だったねえ。
いろんな人を幸せにしてきたね。
龍神様に守られてる子と思ってたけど、実はシャーが龍神様のお使いだったのかもって今思うよ。

それにママがシャーを守ってきたと思っていたけど
いなくなって初めてシャーがずっとママを守って来てくれてたんだってことがわかったよ。

今日ね、地震速報が鳴ったの。
とっさに「シャーを抱っこしなきゃ」って思ったらベッドにいなくて
今までは怖いより先にシャーを守ることしか考えてなかったから
ひとりって地震こんなに怖いんだなって思ったよ。

あんなにガウガウで噛みつかれてたのに
噛みつかれなくなったらなんだか寂しかったな。

シャーのいない部屋に帰ってくるのも
お風呂から出てシャーが待っててくれないのも
これからママずっと耐えられるかなあ

生きてきて一番今がつらいなあ。

シャーの存在感がすごかったから
あんなチビシャーなのに空いた穴は巨大だよ。


でもね
シャーはもう今は元気で
何食べてもいいしたくさん走れるし、なんだったら飛べちゃうし、ばあちゃんもじいちゃんもいるからね、ばあちゃんに頼んだからお迎えに来てたでしょ?
またたくさん可愛がってもらいなね。

シャーちゃん。ママを選んで来てくれて本当にありがとう。
長い間そばにいてくれてありがとう。
本当に本当によく頑張ったね。
ママのために頑張ってくれてたのわかってたんだよ。つらい思いをさせてごめんね。

全然ダメママだったけどシャーちゃんへの想いだけは宇宙一って自信あるよ。
大好きだよずっとずっとこれからも愛してるからね。
いつかそっちに行ったときは噛みつかないでね(笑)

まだまだいくらでも書けちゃうからもうこのへんにしておこうか。
ママは話が長いからね(笑)

シャーが心配するからママもこれから頑張らないとね。
お空から今までみたいに見守っててね。

お別れの挨拶はしないよ。だってまた会えるからね。


じゃあまたね

ママより大好きな大好きな私のシャーちゃんへ



【ご挨拶】
初代アメブロ時代から見てくださっていた皆様、長い間シャオロンをかわいがっていただきありがとうございました。
介護中もインスタにたくさんの方にアドバイスや応援をいただき感謝しかありません。

まだ今は胸が張り裂けそうな毎日で気持ちに余裕がないんですが、
落ち着いたらシャーの介護中に気づいたこととか、
今思えば・・という老犬あるあるなど、思い出したらインスタにアップしていこうかと思っています。

きっと悩んでいる方も多いと思ってずっと書きたかったんですが
介護が大変になってきて書けないままでした。
少しでもシャーの経験がお役に立てば・・と考えています。


お返事するたびに泣いてしまいそうなので、大変申し訳ないのですがありがたく読ませていただいてコメントのお返事はできないかと思いますのでお許しくださいませ。

 

あと、シャオロンにお花やプレゼントなどのお気遣いはお気持ちだけいただきますね。

皆さまのワンちゃんたちも幸せで健康で過ごせますよう心から祈っております。

satoco